1階・企画展示室では、さまざまなテーマにもとづき国内外の美術を紹介する展覧会を年5回程度開催しています。

特集展示

[特集展示]

横井美惠子コレクション─佐藤玄々(朝山)の彫刻

福島の作家・福島の風景

2021年5月22日(土)〜6月20日(日)

 

 「横井美惠子コレクション-佐藤玄々(朝山)の彫刻-」

 相馬市出身の佐藤玄々(朝山)(1888~1963)は、近代日本を代表する彫刻家の一人です。フランスの彫刻家ブールデルから学び、伝統木彫に近代的な視点を取り入れました。横井美惠子氏は佐藤玄々の縁戚で、玄々の業績顕彰のためにその作品を収集しています。当館では横井氏から二度にわたり作品の寄贈を受けました。本展示では、令和元年度に新たに寄贈された《牝猫》《銀鳩》《蜥蜴》などの代表作を中心に、関連作品も併せて約30点をご紹介します。

佐藤玄々《牝猫》1928年 木彫 当館蔵(横井美惠子コレクション)

 

 「福島の作家・福島の風景」

 福島県は、海があり山があり、川があり湖もありで、自然の変化に富んだ土地柄です。そのような福島に生まれ育った作家たちは、自然を愛しその魅力を作品に仕立てています。美術館再オープン後の最初となる今回の特集展示では、近年コレクションに加わった作品の中から、福島出身の作家の作品、福島の風景を主題にした作品を選びました。酒井三良の会津の四季の情景を描いた四部作、吉井忠《さいろふ風景》(鏡石町岩瀨牧場)、黒沢吉蔵《桜谷》(福島市土湯温泉)《白い連峰飯豊山)》、瀬戸正人《FUKUSHIMA》の写真などをご覧ください。また今年1月に90歳で逝去した橋本堅太郎追悼として、木彫作品《漂》《慈光》を展示します。

吉井 忠《さいろふ風景》1932年 カンヴァス・油彩

 

◆休館日 月曜日

◆観覧料 本展は常設展料金でご覧いただけます

  当日 20名以上の団体
一般・大学生 280 220
高校生以下 無料

 

関連イベント

・担当学芸員によるギャラリートーク

「佐藤玄々(朝山)の彫刻」日時:6月5日(土)  14時~1時間程度

「福島の作家・福島の風景」日時:5月22日(土) 14時~1時間程度

次回の企画展示

 ミネアポリス美術館
日本絵画の名品展

2021年7月8日()〜9月5日()

 
 アメリカ・ミネソタ州にあるミネアポリス美術館(通称・Mia(ミア))は、9万点に及ぶ世界各国の美術を収蔵しています。日本美術についても充実し、質の高い浮世絵コレクションが有名でした。近年それに加え、クラーク財団、バーク財団から絵画、工芸品などが寄贈され、9,500点あまりの日本美術コレクションを有する欧米屈指の美術館となりました。
 本展はその中から、水墨画、狩野派、琳派、南画、奇想派、浮世絵など、中世から近代にいたるまでの絵画90点余を一堂に公開いたします。雪村周継(三春)や谷文晁(白河)、浦上春琴(会津)、佐竹永海(会津)など、県内ゆかりの画家による作品も含まれます。人気絵師たちの華やかな競演をお楽しみください。

 

◆休館日 月曜日(ただし8/9は開館)、8/10(火)

◆観覧料 

  当日 20名以上の団体
及び前売料金
一 般 1,500 1,300
学 生 1,100 900
小・中・高校生 650 600

 

雪村周継《花鳥図屏風》室町時代 六曲一双のうち右隻
Gift of funds from Mr.and Mrs.Richard P.Gale

 

東洲斎写楽《市川鰕蔵の竹村定之進》江戸時代 大判錦絵
Bequest of Richard P. Gale

 

伝 俵屋宗達《伊勢物語図色紙「布引の滝」》江戸時代 一幅 
The John R.Van Derlip Fund