1階・企画展示室では、さまざまなテーマにもとづき国内外の美術を紹介する展覧会を年5回程度開催しています。

ただいま開催中の企画展示

土に挑む ─走泥社の作家たち─

会期:2018年9月15日(土)〜10月14日(日)

   
左:八木一夫《頁1》1971年/中央:山田光《1の周辺》1976年/右:鈴木治《天馬横轉》1973年
いずれも岐阜県現代陶芸美術館所蔵


 戦後、日本の陶芸界に新風を巻き起こした前衛陶芸家集団「走泥社(そうでいしゃ)」。
 鈴木治(1926-2001)、八木一夫(1918-1979)、山田光(1923-2001)ら京都の若手陶芸家たちによって1948年に結成されました。従来の枠組や形式にとらわれない新しい表現が模索されていた中、“土”という素材に向き合い、それぞれ独自の創作活動を展開しました。
 この展覧会では、当館が所蔵する鈴木治、山田光の他、走泥社を牽引した八木一夫の作品をご紹介します。さらに、走泥社の活動と並行して取り組まれた、実用性を持った器制作の一部をご覧いただきます。前衛的な活動が広く知られている彼らですが、決してそれまでの伝統を否定した訳ではありません。“土”とどのように向き合い、表現の可能性に挑み続けたのでしょうか。
 走泥社の結成から70年、解散から20年となる2018年、三作家の多彩な創作活動の一端をご覧ください。

休館日:9月18日(火)、25日(火)、10月1日(月)、9日(火)
観覧料:

  一般・大学生 高校生 小・中学生
個人 600円 300円 200円
団体(20名以上) 500円 250円 150円

主催:福島県立美術館

〔関連イベントのご案内〕
担当学芸員によるギャラリートーク
 日時:9月22日(土) 14時~15時
 *チケット購入のうえ、企画展示室入口にお集まりください。

*このほか、関連ワークショップを開催します。詳しくはこちらをご覧ください。

次回開催の企画展示

生誕130年 佐藤玄々(朝山)展

会期:2018年10月27日(土)〜12月16日(日)

 佐藤玄々(1888-1963、本名・清蔵、旧号・朝山)は、福島県相馬市出身の彫刻家です。宮彫師の家に生まれ、上京して山崎朝雲に師事。大正初期からは再興日本美術院彫刻部に加わり、平櫛田中、戸張孤雁、中原悌二郎らとともに活躍しました。 
 大正11年には渡仏し、ブールデルの指導の下、西洋彫刻を研究しています。帰国後は、歴史や神話をテーマにした像や、身の回りの蔬菜、小動物に取材した精緻な木彫作品を手がけました。
 佐藤は、我が国の近代化が進む時代に生きた彫刻家です。本展では、西洋彫刻や日本の古美術の影響を受けながら、日本の伝統木彫が近代彫刻として再構成されていく道程をたどります。木彫、ブロンズ、石膏原型、墨画など約100点を公開します。さらに昭和35年に完成した10メートルに及ぶ代表作・三越《天女(まごころ)》を3D撮影し、映像で再現展示いたします。
 県内で初の大規模回顧展となります。天才と呼ばれた稀代の彫刻家の表現世界をお楽しみください。

休館日:毎週月曜
観覧料:

  一般・大学生 高校生 小・中学生
個人 1,000円 600円 400円
団体(20名以上) 800円 500円 300円

*ふくしま教育週間:11月1〜7日(5日は除く)は高校生以下無料となります。

主催:福島県立美術館

*関連事業は後ほど掲載いたします。