1階・企画展示室では、さまざまなテーマにもとづき国内外の美術を紹介する展覧会を年5回程度開催しています。

ただいま開催中の企画展示

生誕130年  佐藤玄々(朝山)展

会期:2018年10月27日(土)〜12月16日(日)

    
図版左:《永遠の道(問答)》1913年/中央:《神狗》1940-50年代  妙心寺大心院/右:《山風》1947年以降  横井美恵子コレクション

 佐藤玄々(1888-1963、本名・清蔵、旧号・朝山)は、福島県相馬市出身の彫刻家です。宮彫師の家に生まれ、上京して山崎朝雲に師事。大正初期からは再興日本美術院彫刻部に加わり、平櫛田中、戸張孤雁、中原悌二郎らとともに活躍しました。 
 大正11年には渡仏し、ブールデルの指導の下、西洋彫刻を研究しています。帰国後は、歴史や神話をテーマにした像や、身の回りの蔬菜、小動物に取材した精緻な木彫作品を手がけました。
 佐藤は、我が国の近代化が進む時代に生きた彫刻家です。本展では、西洋彫刻や日本の古美術の影響を受けながら、日本の伝統木彫が近代彫刻として再構成されていく道程をたどります。木彫、ブロンズ、石膏原型、墨画など約100点を公開します。さらに昭和35年に完成した10メートルに及ぶ代表作・三越《天女(まごころ)》を3D撮影し、映像で再現展示いたします。
 県内で初の大規模回顧展となります。天才と呼ばれた稀代の彫刻家の表現世界をお楽しみください。

 >> 展覧会チラシ[PDF:1.3MB]
 >> 作品リスト[PDF:807KB]


休館日:毎週月曜
観覧料:

  一般・大学生 高校生 小・中学生
個人 1,000円 600円 400円
団体(20名以上) 800円 500円 300円


主催:福島県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
  協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
  協力:日本通運
  助成:一般財団法人地域創造、公益財団法人ポーラ美術振興財団

〔関連イベントのご案内〕

国際シンポジウム「佐藤朝山(玄々)とパリ」
 日時:11月23日(金・祝) 10時30分~17時(予定)
 会場:美術館講堂 *聴講無料・予約不要
 パネリスト:
  アレッサンドロ・ガッリッキオ氏(ポンピドゥー・センター研究員)
  アメリー・シミエ氏(ブールデル美術館長)
  田中修二氏(大分大学教授)
  藤井明氏(小平市平櫛田中彫刻美術館学芸員)
  増渕鏡子(当館学芸員)
 司会:坂本篤史(当館学芸員)

触って、話して、見て楽しむ美術鑑賞ワークショップ「佐藤玄々の動物たちを楽しもう」
 内容:佐藤玄々の動物彫刻を何点か取り上げて、見える人も、見えない人も一緒に作品鑑賞をします。
 日時:11月3日(土・祝)  ①10時30分~12時 ②14時~15時30分 *終了しました。
 会場:美術館講義室、企画展示室
 講師:宮坂慎司氏(筑波大学芸術系助教)
 協力:半田こづえ氏(明治学院大学非常勤講師)
    真下弥生氏(ルーテル学院大学非常勤講師)
 費用:無料
 対象:各回中学生以上の視覚障がい者5名、晴眼者3名程度

担当学芸員によるギャラリートーク
 日時:①11月10日(土) ②12月1日(土) いずれも14時~15時
 *企画展観覧券を購入のうえ、企画展示室入口にお集まりください。


*同時期開催

「佐藤玄々の彫刻」11月3日(土)〜12月9日(日)
 会場:相馬市歴史資料収蔵館(福島県相馬市中村字北町51-1)
 お問い合わせ:相馬市教育委員会 Tel.0244-37-2278


次回開催の企画展示

Gallery F 2019 コレクション再発見

会期:2019年2月9日(土)〜3月10日(日)

  
図版左:勝田蕉琴《煙る小雨》1922年/右:木下春《機織》1934年

 ギャラリーFは小さな展覧会です。
 3回目となる今回は、日本画と、アートカードを使ったコレクション再発見の試みです。

「福陽美術会100年」
 1919(大正8)年に福島出身の日本画家が結集した〈福陽美術会〉という団体について、その魅力と特色をふりかえります。
 おもな作家:勝田蕉琴、荻生天泉、坂内青嵐、太田秋民、湯田玉水、酒井三良、角田磐谷、酒井白澄、須田珙中、木下春、猪巻清明、大平華泉、石川良風、大山忠作 など

「アートカード★チャレンジ」
「アートカード」は、当館所蔵作品の画像をカード形式にした鑑賞用補助教材です。アートカードの様々なあそびを通して、多くの子ども達が美術作品に関心を深めていくことを目的とし、2017年度から教育機関への貸出をはじめました。
 本展では、このアートカードを使って、福島県立福島東高等学校の生徒たちが考えた小さな展覧会を開催します。あわせて、生徒がテーマを元に作品を選び、展覧会が完成していくまでの活動風景などをパネルで紹介いたします。

休館日:毎週月曜(2月11日は開館)、2月12日(火)
観覧料:無料

●関連事業など詳細は後ほど掲載します。