福島県立美術館ブログ

館長講座開催しました

1月19日(土)当館講義室にて、館長講座「古典に帰れ-西洋美術の巨匠たち-」を開講しました。

第5回目の今回のテーマは、「バロック(1)カラヴァッジオ、ルーベンス、ヴェラスケス」。

作品が描かれた背景や、描かれた人物のポーズや筋肉の表現、人物同士の関係性など・・・

様々な視点から、ひとつひとつの作品についてじっくりとお話しました。

 

次回は3月に開催します!

 

第6回 3月9日(土) バロック(2)レンブラント、フェルメール

※3月のみ臨時休館にともない第2週(3月9日)の開催となります。

時間:10:30~12:00

場所:美術館講義室(聴講無料)

*各回の進行具合で内容が変更になる可能性もございます。

*本年度は事前申込を不要としていますので、聴講ご希望の方は直接会場までお越しください。 

ご参加をお待ちしております!

 

2018コレクション展第Ⅳ期

美術館では年明け1月8日より、常設展第Ⅳ期を開催しております。本年度最後の常設展です。

 

一室目は、現代の日本画にフォーカスを当てた内容です。ガラスケースの中には、福田豊四郎、仲山計介、佐藤多持の屏風が並びます。豊かな色彩や幾何学的な構図の面白さを感じられるでしょう。

 

 

向かい合う壁では、朝倉摂の作品を素描も含めて展示しています。スケッチだけ見ていても、画力の高さが充分に分かります。

   

 

奥に進むと、神秘的な世界を描いた星野眞吾、そして上野泰郎の大作が2点あります。人体のスケッチも併せて展示していますので、そちらもご覧下さい。

  

 

そして、この部屋で一番大きいのが横山操の作品。圧倒的な存在感を放っています。

 

 

続いて二室目では、近代の洋画を展示しています。

大正期の作品では、万鉄五郎、岸田劉生、恩地孝四郎、関根正二、木村荘八など。 

 

 

昭和に入ると大型の作品が増えてきます。元永定正、山口長男など具体の作品、杉全直、脇田和が一面に並びます。

 

 

そのほか、福島にゆかりのある作家として、鎌田正蔵、土橋醇、若松光一郎、田口安男の力作を展示しています。

 

広い空間で一望すると、作品が持っている美しさをとてもよく感じられますね。

 

三室目は、海外の作品展示です。アメリカ美術では、ベン・シャーンとジョン・スローンを展示しています。

 

今期のベン・シャーンは、19世紀末にフランスで起きたドレフュス事件を題材にしたシリーズとポスター画をご覧頂けます。

 

 

フランス美術では、ドーミエの風刺画が一面に並びます。人の特徴を的確かつユーモラスに表現する手腕には驚きです。

  

 

 そのほか、石原コレクションからロダンの彫刻を3品展示しています。ロダン独特の人体表現ですが、生命感溢れる美しさが感じられます。

 

 

最後の部屋は、斎藤清の木版画と日和崎尊夫の木口木版を展示しています。

今期の斎藤清の内容は、季節に合わせて「会津の冬」シリーズです。描かれているのは豪雪の様子ですが、画面からはどこか温かみが伝わってきます。

 

 

もう一方では、木口木版の魅力をテーマに、日和崎尊夫と柄澤齊(後期展示)を取り上げました。

木口木版とは、ハンコなどの印材に用いるつげや椿などの硬い木の木口(木を輪切りにした面)を版材に用いる版画技法です。

前期展示の日和崎尊夫は、詩画集『卵』を展示しました。至近距離で見ても確認しきれないほどの細密な線で版が彫られています。詩と併せて鑑賞することで、作品の幻想的な世界に浸れます。

 

 

現在開催中の常設展Ⅳ期は3月10日まで。

温かい美術館の中で作品を見てほっと一息つくのも、素敵な冬の過ごし方でしょう。

みなさまのご来館をお待ちしております。

「美術館への年賀状展2019」がはじまりました!

毎年恒例の「美術館への年賀状展2019」が、12日(土)より当館エントランスホールではじまりました!

県内の小・中・高校生から当館宛てにお送りいただいた年賀状をすべて展示しています。

今年は469通の年賀状をいただきました!

当館が開館した1984年より、休館の年を除き毎年開催しており、今回で32回目を迎えました。
毎年、小さな画面に書かれた子ども達の新年の抱負や願い、丁寧に描かれたイラストや切り絵などの力作を見ながら、新しい年へのパワーをもらっているように感じます。


●観覧料:無料
●開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
●休館日:15日(火)、21日(月)、28日(月)
年賀状展は1月31日まで展示しております。

企画展示室Bでは、学校連携共同ワークショップ参加校の作品展も開催中です。

子ども達の作品を楽しみに、ぜひご来館ください!

 

創作プログラム「自分だけの布をデザインしてプリントしよう」開催しました

12月16日(日)、当館実習室にて創作プログラム「自分だけの布をデザインしてプリントしよう」開催しました!

講師はテキスタイル作家であり、アートユニットFRIDAY SCREENとしても活躍されている坂内まゆ子さんです。

北欧では寒い冬、家の中で楽しく過ごすために明るくカラフルなデザインの布をインテリアに取り入れます。

福島もこれからどんどん寒さが増していく時期です。

今回はシルクスクリーンを簡易的にした技法で、親子で考えたデザインを布にプリントしていきます!

完成した布はそのまま飾ったり、小物用の生地として使うことができます!

 

まずは、坂内さんからシルクスクリーン版の作り方について説明。

木枠に張った目の細かい布(テトロン) に、自分がつくりたい形に切った紙を置き、版をつくっていきます。   

坂内さんの説明を聞いた後、デザインを親子で話し合いながら考えていきます。

紙にイメージを簡単にスケッチし、難しそうなところを坂内さんに相談します。

今回は基本的に2つの版をつくり、2色でデザインを考えてもらいました。

 

デザインができたら、今度は版をつくります。

カッターやハサミを使って、紙を切り抜いていきます。

版ができたら、今度は刷りの作業です!

イメージに合わせてインクの色を選びます。

坂内さんから刷りの流れやスキージの使い方などについて、説明をいただきました。

布の上で模様を刷りたい部分に紙を置き、その上に木枠を重ねます。

その上からスキージを使ってインクをのせていきます。

 

スキージの扱いに慣れてくると、みなさんどんどん刷っていきます。

一人が木枠をおさえ、もう一人がスキージで刷る。

この作業を繰り返しながら、親子で協力して刷っていきます。

 

 1版目が終わったら、今度は2版目。

全体のバランスを考えながら、刷っていきます。

 

インクが乾いたら、最後にアイロンをあてて定着させます。

熱を加えることによって、布を洗濯しても落ちなくなります。

 

部屋を彩る素敵な布が完成しました!

オリジナルの布はそのまま飾っても、バッグや小物入れ、クッションカバーをつくることもできます。

つくるのも楽しいですか、この後どのように使うか考えるのも楽しみです。

講師をつとめていただいた坂内まゆ子さん、参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!

 

2018移動美術館展、楢葉町で開催中

只今、楢葉町コミュニティセンター 大会議室にて、当館移動美術館展を開催中です。

1999年度より開催している「移動美術館」は、毎年1回、福島県内の施設にコレクションの一部を貸出、展示するものです。ふだん県立美術館を訪れる機会の少ない方々にも、気軽に美術作品に親しんでいただける機会として、好評を得ています。

 

本年度は「絵画と彫刻の精華」とテーマを題し、絵画作品のみならず日本・海外の彫刻作品を多めに展示させて頂いております。

 

 

絵画では楢葉町出身の日本画家、永山十志夫の大作3点が目玉に置かれ、鈴木新夫や宮川教助など浜通にゆかりのある作家の作品が出品されています。

 彫刻では、中央にロダン3点が並び、絵画作品の周りにマンズーや佐藤忠良、赤堀信平らのブロンズが配されています。

   

  

 

観覧無料、会期は12日(木)まで。期間中無休です。

残りわずかの期間ですが、少しでも多くのお客様が当館コレクションをご鑑賞頂いて心の休息を実感して頂けますことを願っております。

 

創作プログラム「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」④

創作プログラム「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」

11月25日(日)、全4回の講座も最終回を迎えました。

 

彫りが終わった方から着色と塗装に入っていきます。

午前中は、彫刻刀を使った細かい彫りの作業やヤスリがけなどをします。

 

みなさん黙々と制作を進めていました。

終わった方から、着色をしていきます。

今回は、オイルステインととのこを混ぜ(色が濃い場合はペイント薄め液で薄めて)、刷毛で塗っていきました。

着色されると、作品の雰囲気もだいぶ変わっていきます。

乾燥したら、ウエスにワックスをつけ作品にすりこんでいきます。

しっかりすりこんでいくと、徐々にツヤが出てきます。

 

みなさんの作品ができたところで、作品を持ち寄り、鑑賞会をしました。

 

ひとりひとり、どんなイメージで作ったのか、こだわった部分や難しかったところなど、自由にお話していただきました。

自分が木彫を作ってみたことで、玄々の作品の見え方が変わったとお話しになっていた方もいました。

 約一ヶ月の間、ほぼ毎週末一緒に制作してきたみなさん。

和やかな雰囲気で鑑賞会が進みました。

 

最後に、作品を持ち黒沼さんを囲んで集合写真!

約一ヶ月間講師をしていただいた黒沼さん、そしてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

玄々展、会期終了まであと少しです。

12月16日までですので、ぜひご来館ください。

創作プログラム「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」②③

創作プログラム「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」

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2日目・・・11月11日(日)

前回の続きを進めていきます。

講座開始前にいらして、制作を始めている方もいました!

2回目、ということでみなさん鑿などの道具の扱いにも慣れ、どんどん彫っていきます。

 

途中、どのように進めたらよいか迷う部分や難しい部分について、黒沼さんからアドバイスをいただきました。

それぞれがつくる動物のイメージやかたちに合わせ、一人一人丁寧にアドバイスをいただきました。

だんだん顔や胴体、脚などのかたちが見えてきました!

 

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3日目・・・11月18日(日)

 いよいよ制作も後半に入りました!

みなさん協力し合いながら制作を進めています。

  

彫刻刀を使った細かい彫りに入る方も出てきました。

途中、黒沼さんがこの講座のために作ってくださった猿の作品を見ながら、制作過程についてお話を伺いました。

第1回から、講座の進度に合わせ、徐々に制作を進めてくださっていた猿も完成しました。

毛並みや表情、手の動きなどが繊細に表現されています。

次回はいよいよ最終回です!

館長講座第4回目

11月17日(土)、館長講座「古典に帰れ ─西洋美術の巨匠たち─」の第4回目が開講されました。

今回はイタリア・ルネサンス、ヴェネツィア派の作家を取り上げました。

具体的にはジョルジョーネ、ティツィアーノ、ティントレットです。

 

本題に入る前に、当時のヴェネツィアの社会状況や歴史を振り返るところから始まります。

時代の様子を予め頭に入れた上で作品を鑑賞すると、より理解が深まりますね。

 

みなさんとても真剣にメモを取りながら聞いてらっしゃるのが印象的でした。

 

次回(1月)の第5回目の講座からバロックに入ります。次回見ていく作家はカラヴァッジオ、ルーベンス、ヴェラスケスです。

日時は以下の通りです。

日にち:1月19日(土)

時間:10:30~12:00

場所:美術館講義室(聴講無料)

*各回の進行具合で内容が変更になる可能性もございます。

*本年度は事前申込を不要としていますので、聴講ご希望の方は直接会場までお越しください。

 

ご参加をお待ちしております!

創作プログラム「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」①

当館実習室にて、「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」を開催しました!

現在開催中の「佐藤玄々(朝山)展」に合わせた講座です。

講師は、彫刻家で現在郡山女子短期大学部で講師をされている黒沼令さんです。

 

 

11月4日、11日、18日、25日の4日間にわたる創作プログラムの様子をご紹介します。

 

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1日目・・・11月4日(日)

講座の大体の流れについてお話いただき、早速「佐藤玄々展」の会場へ。

展示会場をゆっくりめぐりながら、自身がつくるもののイメージをふくらませていきます。

 

実習室に戻り、自分がつくりたい動物のスケッチをします。

みなさん写真や本などの資料をもとに、進めていきます。

 

だいたい決まったら、正面と横から見たかたちを、木の面にうつしていきます。

今回使った木は、桂の木です。

ここまでかけたら、不要になる部分をのこぎりで落としていきます。

この作業で、みなさん「暑い!」と汗をかきながら進めていました。

切り落として消えてしまった線は、その都度書き足していきます。

だいたい落としたら、次は鑿でさらに削っていきます。

みなさん真剣に、それぞれ作品に向き合っていきます。

1日目が終了しました!

 

2018コレクション展第Ⅲ期 開催中

現在開催中の「佐藤玄々展」にあわせて、常設展では今年度第三期目を開催しています。

今回も中身の濃い展示です。

 

まず一室目。ここでは河野保雄コレクション、安齋勇雄コレクションの特集展示を行っております。二人は共に福島市に生まれ、福島商業高等学校で学んだ経済人であり、コレクターです。

劉生、村上華岳、青木繁、松本竣介などの優品もお持ちの方でした。

   

 

また、一方では荻原朔太郎による詩集『月に吠える』の挿絵(田中恭吉、恩地孝四郎)をまとめて展示しています。(安齋コレクション)

コレクターの作品を見る「眼」の確かさをご実感頂けると嬉しいです。

 

 

二室目は、大山忠作と室井東志生の特集展示、そして玄々展にちなんで福島の彫刻家の作品を並べています。

日本画はいずれも大作です。存在感に圧倒されてしまいます。そして、室井東志生の3作品『悠(柳家小さん像)』、『白煌(楊貴妃に扮する玉三郎像)』、『洸』は昨年度新たに収蔵されたものです!

     

 

もう一方の彫刻作品においても、今回は人物像を中心に出品しています。木の質感を大事にして彫り出しているのが、鑿の跡から感じられます。

 

 

続いて三室目は、海外の名品展示です。ワイエス、ベン・シャーン、そしてエルンストを多めに出しました。

ラッキードラゴンとヤノベさんのコラボレーションは今期も継続展示です。

   

 

フランス美術の壁面ではモネ、ピサロ、ゴーギャンが並びます。モネは巡回展から帰ってきて、久しぶりのお目見えです。

 

 

最後の四室目は、版画のコーナーです。今期は片側が斎藤清のパリシリーズ、もう一方が秀島由己男、そして今年亡くなられた浜田知明氏を追悼しての特集展示です。小型ながらじっと見ていると作品の深い世界に吸い込まれそうです。

    

 

   

 

今期の常設展は12月24日(月・祝)まで!お見逃しないよう是非お越し下さい。

佐藤玄々展 触って、話して、見て楽しむ美術鑑賞ワークショップ開催

11月3日、「触って、話して、見て楽しむ美術鑑賞ワークショップ」を開催しました。

毎年1回、視覚障がい者の方々を中心に、視覚以外の様々な感覚や言葉を通じて作品を鑑賞するワークショップを開催しています。今年は現在開催中の「佐藤玄々展」に際して、玄々の作品を皆で鑑賞しました。その様子をご紹介します。

 

今年、講師をして下さったのは筑波大学助教授で彫刻を教えていらっしゃる宮坂慎司さん。宮坂さんは、彫刻家でもあり佐藤玄々の専門家、また視覚障がい者の方々との鑑賞ワークショップの経験も豊富にお持ちの先生です。

筑波大学宮坂研究室の伊藤奏太さん、中田ちひろさん、これまでも関わって下さってきた半田こづえさん(明治学院大学非常勤講師)、真下弥生さん(ルーテル学院大学非常勤講師)、福島点字図書館の高橋粛子さんにもご協力いただきました。有り難うございました。

 

今年は午前と午後合わせて、8名の視覚障がい者の方がご参加下さいました。

まずは自己紹介から。

そして、ウォーミングアップとして、つがいの鳥をかたどった宮坂さんの小さな彫刻を触りました。同じ形で、石膏でできたものとブロンズでできたものを2種類。肌触りや温度、重さの違いから、印象の不思議な違いを感じ取りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木彫の材料である木を触りました。宮坂さんが実際にクスノキを彫って下さり、その音、木の匂いを感じました。すごくいい匂いなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だんだんと彫刻に迫っていきます。宮坂研究室の学生さんが制作された木彫の人物像の小品を二つ。次は少し難しい作品。これはいったい何か当ててもらいました。「雲」です。知ってはいるけれど触ったことのないもの。難しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄々の晩年のお弟子さんの手元にあったという彫刻刀を2本。おそらく玄々の使っていたものとかなり近い道具だと思われるとのこと。とても美しい彫刻刀です。それらを触りながら、玄々の制作風景を思い浮かべました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、いよいよ展示室に移動し、作品の触察です。

皆でまずは入口から展示室をゆっくりと巡って出口に到着。最後に置かれている《麝香猫》(ブロンズ)から鑑賞です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麝香猫とはなかなかすぐにはわからなかったのですが、丸く滑らかな背中の曲線を確かめるとともに、胸毛や髭のふさふさした毛の繊細な表現を感じ取りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《神狗》(ブロンズ)の部屋に移動。

1mくらいある大きな狗を、手を伸ばしながら体一杯使って鑑賞しました。大きく開いた口、牙、舌、そして大きくて飛びだした目。踏ん張った足や爪、背中の毛や胸毛。大きく巻いた尻尾。一方、繊細な胸の飾り。そのスケールの大きさと力強さに感動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《巣鶏》(木彫)の部屋に移動。

展覧会には出品されていないのですが、《哺牛》(ブロンズ)と《鼠》(ブロンズ)を触察したあと、固定ケースの中に展示されていた《巣鶏》を取り出して、今回唯一となる木彫の触察です。学芸員でもなかなかこんな機会はありません。なんと贅沢なひととき。

これまでのブロンズ作品に比べ、羽根の部分が粗い彫りだったので雌鳥が二羽の雛を抱えている姿と把握するのには少し時間がかかりました。しかし、先生等からの言葉の助けを得て少しずつ全体像がわかってきます。そして脇の雛の小さな頭を見つけ、また彫刻を置いてしまうと見えない足が、きちんと裏に彫り込まれていることを確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感動のうちに展示室を出て、実習室に戻り、感想を共有します。

今まで触ったことのない動物が彫刻で触れてよかった。

木という素材であんなに細かいところまで表現できて凄かった。

曲線がきれいだった。

触察をして、見えていた時代には実は見えていなかったのだと感じた。(途中失明の方)

触れてみて、作者の思いが想像できた。

 

私たちにも毎年新しい発見があります。

楽しい1日でした。

宮坂先生、ご協力いただいた皆さまに感謝いたします。本当に有り難うございました。

~巨大ドット絵制作ワークショップ~

10月10日、巨大ドット絵制作ワークショップの完成披露セレモニーを美術館エントランスにて行いました。

同ワークショップは、福島大学人間発達文化学類芸術文化クラスの2年生と福島大学附属小学校5年生、そして県立美術館が連携して行った事業です。

 

9月26日から4日間にわたり、附属小の児童と福大生が協力して作り上げました。

当館所蔵のカミーユ・ピサロ作《エラニーの菜園》をモデルに、円形のカラーシールを貼り付けて制作しました。カラーシールは全部で6色、様々な大きさのシールを用意しました。中には大学生が手作りした巨大シールも!実はとても手間がかかっています。

        

大勢が参加した26・27日の制作日の様子です。

この日はまず、常設展示室で展示中のピサロの本物の《エラニーの菜園》をみんなで鑑賞しました。その後は大学生からこれからの制作方法について説明があります。

近くで見ると原色が小さく並べられているように見えるけれども、離れてみるとそれらが混ざって違う色に見える・・・という、点描による並置混色の技法を分かりやすく教えました。つまり、この技法をドットシールで実践していくという訳です。

     

 

元の絵のコピーと見比べながら、みんなで話し合って協力しながらシールを貼っていきます。俯瞰して確認するのが困難な現場でしたが、それでも非常に上手に仕上がりました。

よく注意して見ると、子供達の遊び心溢れる隠し絵が各所にあるのが分かります。とてもカラフルで見ているとこちらもワクワクしてきます。

        

 

10日のセレモニーでは、附属小5年生(計3クラス)の中から数名の児童が代表して、活動を通して学んだことや感想を発表しました。そして、大学生から各クラスにオリジナルの賞状が贈呈されました。

活動に参加して頂いた附属小の子供達・保護者様、福島大学の学生さん、そのほか協力して頂いた皆様方、誠にありがとうございました! 

 

創作プログラム「土に触れる こころに触れる」開催しました

10月7日(日)、当館実習室にて創作プログラム「土に触れる こころに触れる」開催しました。

 

前日に引き続き、講師は陶芸家の安藤郁子先生です。

まずは参加者全員で自己紹介。

順にひとりひとりお名前と、なぜこのワークショップへの参加を決めたのかなどお話しいただきました。

 

参加者同士について知り合ったところで、次は粘土板の上にテニスボールくらいのサイズの粘土のかたまりをいくつか準備します。

準備が出来たら、安藤さんからひとりひとりにアイマスクが配られました。

 

目隠しをして見えなくなったところで、参加者ひとりひとりにあるものが手渡されました。

これを、手でじっくり触りながら(時には匂いをかぎながら)、つくっていきます。

そのままそっくりにつくるというのではなく、ものの特徴や、ものから受けた印象、そこから広げたイメージなどをかたちにしていきます。

 

だいたい手が止まったところで、安藤先生から声がかかります。

アイマスクをとり、自分がつくったかたちを見てみます。

それぞれ、さわったものからどんなことを感じたのか、どのように表そうとしたのかを聞きます。

 

次に、聞こえてくる音からイメージを膨らませ、かたちにしていきます。

これも、アイマスクをつけてつくっていきました。

 安藤先生が受講者のまわりを巡りながら、音を出していきました。

2つ目のテーマについても、みなさんに一言ずつお話ししていただきます。

 

ここで、アイマスクを完全にはずします。

今度は、先生から渡された5つの言葉から、粘土でかたちを生み出していきます。

 言葉は「怒り、平穏、希望、孤独、喜び」

自分が取り組みやすい言葉から、つくっていきます。

みなさん黙々と粘土に向き合っていきます。

 

この5つの言葉以外にも、「自由課題」があったため、それは自由に考えてつくっていきました。

 

みなさんの手がだいたい止まったところで、先生から声がかかります。

また、それぞれ自分が生み出したかたちについてお話をしていただきます。

 

自分自身の心とゆっくり向き合いながら、土とじっくり対話をする。

そんな時間になったのではないかと思います。

 

最後に、安藤先生に焼成していただく作品をそれぞれ選びました。

焼き上がると、また違った魅力が生まれてきそうです。

 

前日の子ども達向け、そしておとな向けと講師をしていただいた安藤郁子先生、参加者のみなさま、ありがとうございました!

 

創作プログラム「土とあそぼう!」開催しました

10月6日(土)、創作プログラム「土とあそぼう!」開催しました。

講師は、陶芸家の安藤郁子先生です。

会場は当館実習室。床いっぱいにひかれたブルーシートの上にはたくさんの粘土。

来た子から順に、裸足になってもらい早速粘土にさわります。

まずは粘土をうすくして、地面をつくろう!

安藤先生のよびかけで、粘土のかたまりを移動し、足で踏みながら地面をつくっていきます。

どんどん地面が拡がっていきます。

地面ができたら、塔をつくろう!

どこまで高くできるか挑戦します。

 

どんな風につくっていくといいか、試行錯誤しながらそれぞれ土を積んでいきます。

 

 

だんだん大きくなっていき、別々につくっていた塔が一緒になっていきます。

ついに身長をこえました!手を伸ばさないと届かない高さに!

高くなると、バランスを取るのが難しくなってきます。

少し離れて確認し、協力しながら斜めになっているのを直したり、弱い部分に粘土を足していきます。

反対側では、もうひとつの塔が積み上げられていきます。

同じくらいの大きさに丸めた粘土が、バランスを保ちながら積み重なっていきます。

途中で倒れそうになるのを、支えながら、補強しながらどんどん積み上げていきました。

だいぶ高くなり、面白いかたちの塔ができてきました。

 

最後はつくった塔と一緒に記念撮影!

みんな手も足も粘土だらけです。

身体全体をつかって粘土とふれあう時間になりました。

今回はこのワークショップのために、大量の粘土を持ってきていただきました。

安藤先生、そして参加いただいたみなさんありがとうございました!

 

ワークショップマート開催しました!

9月17日(月・祝)、当館の庭園にてワークショップマート開催しました!

今年で2回目、たくさんのお客様にご来館いただきました。

雨が降ることもなく、予定どおり屋外での開催となりました。

今年のワークショップも、当館の収蔵作品をテーマに考えていただきました。

どのようなものがあったのか簡単にご紹介します。

 

◆FRIDAY SCREEN

「静物画とハンカチーフ」

ハンカチにプリントされた額の中に、果物や花瓶のスタンプを押し、自分だけの静物画を作りました。

作品は、恩地孝四朗《静物(レモン)》1920年

 

◆bel*fonte(ベルフォンテ)

「横顔へんてこブローチ・マグネットを作ろう」

 

 コルクボードを横顔の型で切り抜き、尾瀬で駆除された鹿の革や会津木綿を貼りつけ、横顔ブローチを作りました。

作品は、柚木沙弥郎の《人びと》1984年

 

◆Decca*chi(デッカチ)

「とったどー!大漁だぞー♪モビール」

魚の形になっている革に、カラフルな革のハギレを貼ったり自由に描いたりしてモビールを作りました。

作品は池田遙邨《大漁》1932年

 

◆木幡メリヤス

「自分にささげるアイスクリーム」

ニットに使われているカラフルな糸をほぐして、オリジナルのアイスクリームを作りました。

作品は、伊砂利彦《海に逝きし人々にささげる鎮魂歌》1992年

 

◆et craft (エトクラフト) 

「何が出るかな?漆をみがき出してみよう!」

金色の下に作品をモチーフにした絵が漆で描かれています。

模様を出しながら、漆をつるつるぴかぴかにみがきました。 

作品は田淵安一《花林朱径》1985年

 

◆佐藤恭子

「サシェを作ろう。~鼻で絵を見たことがありますか?~」

育てた綿花から織った布で作った袋に、綿花の種やハーブを摘めてサシェを作りました。

今までとはちょっと違った、目だけではなく鼻でみる絵画で、美術館を楽しみます。

選ばれた作家は、斎藤清、アンドリュー・ワイエス

 

◆MOTO COFFEE

「取り戻した朝の一杯のために」

冒険の後の朝に飲むコーヒーはどんなコーヒーでしょう?

そんな想像をしながらコーヒー豆のブレンドをするワークショップ。 

作品はヤノベケンジ《ラッキードラゴン構想模型》2008年*寄託

 

◆cafe&gin mono

「クラフトジンの素を作ろう」

プレゼントしたい人や自分の好みを考えながら、たくさんあるスパイスや植物の中からぴったりの組み合わせを選びました。

作品は、村上善男《卍町に釘打ち(四)》1983年

 

◆tenonaka(テノナカ)

「並ぶ石けん」

石けんを3つ選び、型抜きしてガーランドを作りました。

作品は田淵安一《花林朱径》

 

◆佐賀建

「Stone Painting」

石を選んで観察し、マスキングテープを貼って色を塗りました。

選んだ作家は、アンドリュー・ワイエス

 

 

今年の開催日は敬老の日。

この日は常設展示室が無料でした。

ご参加いただいた、たくさんの方々が常設展をご覧になりました。

ワークショップのテーマになっていた作品も全て展示されています。

 

 

参加いただいたみなさま、ワークショップ、フード出店をしていただいたみなさま、ありがとうございました!

そして、今回も企画をしてくださったFRIDAY SCREENの坂内さん、鈴木さん、ありがとうございました!!

企画展「土に挑む―走泥社の作家たち―」展はじまりました!

15日(土)より、1階企画展示室にて「土に挑む―走泥社の作家たち―」展が開幕しました。

この展覧会では、戦後、日本陶芸界に新風を巻き起こした前衛陶芸家集団、「走泥社(そうでいしゃ)」の作家作品を紹介しています。

走泥社は、1948年に京都の若手陶芸家たちによって結成されました。

今回取り上げているのは、結成時のメンバーであり中心として活躍した、八木一夫(1918-1979)、山田光(1923-2001)、鈴木治(1926-2001)の3名。

 

三者はそれぞれ陶芸家やろくろ職人の父のもとで、やきものにかかわりの深い環境に育ちました。

戦後、美術界の動きや海外の作品などに影響を受けた彼らは、やきものによる新しい表現を模索し、やがて器としての機能を持たない作品をつくりだすようになります。

この展覧会では、40点の作品により、彼らの多彩な創作活動の一端をご覧いただきます。

 八木一夫

 

山田光

 

鈴木治

 

今回は、当館所蔵作品の他、個人蔵の作品と、多治見市にある岐阜県現代陶芸美術館さんから作品をお借りしました。

当館で開催するやきものの企画展は、約10年ぶりとなります。

彼らのエネルギーに満ちた作品をぜひご覧ください。

 

館長講座第3回目

9月15日(土)、館長講座「古典に帰れ ─西洋美術の巨匠たち─」の第3回目が行われました。

今回は、ルネサンスの三人の巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロについてお話ししました。

あまりにも有名な作品ばかりなので、説明していると時間があっという間に過ぎていきます。

 

雨であいにくのお天気だったにも関わらず、今回も講義室が埋まるほど大勢の方にご参加して頂けました。皆様ありがとうございました!

 

次回(11月)の第4回目の講座では、ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ティントレット、デューラーについて取り上げます。

日時の詳細は以下の通りです。

日にち:11月17日(土)

時間:10:30~12:00

場所:美術館講義室(聴講無料)

*各回の進行具合で内容が変更になる可能性もございます。

*本年度は事前申込を不要としていますので、聴講ご希望の方は直接会場までお越しください。

 

皆様のご参加をお待ちしております!

美術館でみつけた「いい感じ!」を描こう。開催しました!

8月4日(土)、創作プログラム「美術館で見つけた『いい感じ!』を描こう。」を開催しました。

講師はイラストレーターでありエッセイストの浅生ハルミンさんです!

最初にハルミンさんから、今日の活動の流れについてお話を聞きました。

今日は、美術館の周辺や、実習室の中をじろじろ見て、「いい感じ!」と思ったものを、よく観察しながら絵に描いてみます。

 

次に、当館の簡単なマップを見ながら、活動範囲や注意が必要な場所を確認します。

水を飲み、暑さ対策をし、虫除けスプレーをかけ、準備万端!

美術館の庭園に「いい感じ!」を探しにでかけます。

普段はこんなに下をじろじろ見ることはないので、色々な発見があります。

 

 

ひととおり探し終えたら実習室に戻り、絵を描きます。

水彩絵具や色鉛筆、クーピーなど画材を自由に選び、画用紙に「いい感じ!」と思った物をじっくりと観察しながら描いていきます。

 

 

 

途中ハルミンさんからコメントなどもいただきながら、どんどん描き進めていきます。

 

お昼休憩をはさみ、午後は発表会の準備です。

それぞれが見つけてきた「いい感じ!」と思った物を、布の上に並べていきます。

カラフルな葉っぱや沢山のどんぐり、羽や松ぼっくり、蝉の抜け殻や竹の皮など、様々なものが並べられていきます。

実習室にある小さなおもちゃを見つけてくれた人もいました。

最後は1人ずつ、作品について発表してもらいました。

まずは見つけたものを紹介しながら、大きなマップにどこで拾ったのか印をつけます。

そして、描いた絵について、どんな部分を描こうと思ったのか、難しかったところなどをお話してもらいました。

 

 

みなさんが見つけたたくさんの「いい感じ!」が込められた作品が完成しました!

ハルミンさん、そして参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

今年も開催!ワークショップマート

昨年の秋に開催して好評を博した、ワークショップマートを今年も開催いたします!

美術館前の庭園に、様々なキッチンカーやワークショップのお店が並びます。ひとつひとつのワークショップは、現在の第Ⅱ期常設展で展示中のコレクションがテーマになっています。

 

去年の様子

        

ブローチ、ハンカチ作りやサシェ作り、オリジナル石けんや自分だけのブレンドコーヒーなども作れちゃいます。どれもこれもワクワクする内容ばかりです。

対象はお子様から大人の方まで幅広い年代の方々にお楽しみ頂けます。

 

日時は以下の通りです。

日 付:2018年9月17日(月)敬老の日

会 場:福島県立美術館庭園エリア

対 象:子どもから大人まで

材料費:各店¥500〜1,000

入 場:無 料(申込み不要)

問合せ:024-531-5511(福島県立美術館)

※雨天時、美術館内エントランスホールで開催

 

この日はなんと常設展が無料です!(*企画展は要観覧券)

ワークショップにご参加の後は、モチーフとなった本物の作品を是非、展示室でご覧下さい。

アートなおはなしかい開催しました!

7月21日(土)、おとなりの図書館さんと一緒に、アートなおはなしかいを開催しました!

今回は当館で開催中の企画展「イラストレーター安西水丸」に合わせた内容です。

 

テーマは「がたんごとん で でかけよう」

水丸さんが作った『がたんごとん がたんごとん』の絵本を元に、図書館さんではよみきかせを、美術館では展示室の作品をみた後、みんなで工作をしました。

 

まずは図書館さんでの活動です。

はじめに『がたんごとん がたんごとん』、『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん』を読んでいただきました。

今回は鉄道に関する本が中心です!

こんなに大きなサイズの絵本も!これは『しゅっぱつしんこう!』という絵本です。

 他にも、運転席から見る景色を知ることができる本や、カードづくりの本など、楽しい本をたくさん紹介していただきました!

 

よみきかせのあとは、ちょっと暗い通路(連絡通路)を通り美術館へ。

エントランスに到着すると、子ども達から「天井たかーい!」という声も聞こえました。

初めて美術館に来る子も多かったようです。

エントランスホールで簡単なクイズをした後、みんなで展示室へ。

展示室で、先ほど図書館さんで読んでもらった絵本『がたん ごとん がたん ごとん ざぶん ざぶん』の原画と出会います。

絵に近づいてよーくみてみると・・・水丸さんがどうやって絵本の絵をつくっていたのか分かります。予想外の作り方に子ども達もびっくり!

(まだご覧になっていない方は、ぜひ会場でご覧ください)

 

 

さらに、展示されているラフと、実際に絵本になった絵の原画を見比べてみます。

「あ、◯◯がいない」「◯◯◯はいるよ」などと、色んな発見があります。

ふだん見ている絵本も、原画を見ることでまた違った楽しみ方をすることができます。

 

次は工作。実習室に行き、オリジナルの「がたんごとんカード」を作ります!

まずは、汽車に乗ってどこへ行きたいかな?

汽車が走っている場所を想像してみます。

場所を決めたら画用紙を切ってカードの台紙に貼っていきます。

列車が走る地面ができたら、その上に汽車をのせて貼ります。

(今回は汽車は切ったものを準備しました)

「この汽車、何か足りない感じがしない?」

スタッフからの問いかけに、「顔!」とすぐに答えがでてきます。

目の大きさや形、眉毛の角度や口の形で、顔から受ける印象が異なります。

うれしい、おこっている、かなしい・・・ちょっとした違いで、いろいろな表情を描くことができます。

まずは、汽車に顔をかいてあげよう!

白いペンを使って、顔を描いてあげます。

 ここまでできたら、汽車に乗るお友だちを作ります!

だれを乗せてあげようかな?

みんなそれぞれ乗せたいお友だちを考え、画用紙を切り抜いていきます。

ハサミを使うのが苦手な子は、スタッフが切って準備していた動物やくだものに顔をつけ、乗せてあげます。

汽車はぽけっとのようになっているので、お友だちの乗り降りが可能です。

好きな動物や、好きな食べ物など、思い思いに作り列車に乗せていきます。

地面に桜が散る中を走ったり、お花が咲いている横を通ったり、海の上を進んだり・・・

みんなそれぞれ工夫をこらした、楽しいがたんごとんカードが完成しました!

絵本の中の汽車が、いろいろな場所を、たくさんのお友だちと旅するカードになりました。

参加いただいたみなさま、図書館スタッフのみなさま、ありがとうございました!

10日(金)、やなぎみわ氏のレクチャーを開催します

来週8月10日(金)、現代美術家のやなぎみわ氏によるレクチャー「芸術の森 〜囁き声と呼び声〜」を開催いたします。

 

一度見たら忘れられない印象的な美術作品と演劇の制作を積極的に手がける作家が、現在の考えをお話し下さいます。

メインの聴講対象は、福島の高校生(及び若者)ですが、高校生以外の一般の方でも聴講可能です。日時は以下の通りです。

開催日:8月10日(金)
時間:10:30~11:30
会場:当館講堂
*聴講無料、事前申込不要

概要はこちらのチラシをご覧下さい。やなぎみわレクチャー・チラシ.pdf

 

第一線で活躍するアーティストの声を聞ける貴重な機会となっております。

皆様のご来場をお待ちしております。

館長講座第2回目

7月21日(土)、本年度の館長講座第2回目が行われました。

今年と来年のテーマは「古典に帰れ ─西洋美術の巨匠たち─」。2年間かけて、初期ルネサンスからロマン派までの西洋美術史の流れを辿ります。

 

第2回目では、ピエロ・デラ・フランチェスカ、マンテーニャ、ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチを取り上げました。

 

 

各作家の代表作品をスライドに映して、描かれた場面の意味や、描き方に関してどこが革新的な点なのか、分かりやすくお話ししていきます。

近代以降の絵画とは異なり、古典作品は内容を理解するのに知識を必要としますが、それだけに「意味を読み解く」楽しさがありますね。

 

次回の講座もルネサンス期を扱い、ラファエロ、ミケランジェロ、ティツィアーノ等について解説します。

日時の詳細は以下の通りです。

日にち:9月15日(土)

時間:10:30~12:00

場所:美術館講義室(定員約40名、聴講無料)

 

*本年度は事前申込を不要としていますので、聴講ご希望の方は直接会場までお越しください。

 

みなさまのご参加をお待ちしております!

嵐山光三郎氏×南伸坊氏「安西水丸さんのこと」

14日、嵐山光三郎氏と南伸坊氏による講演会「安西水丸さんのこと」が開催されました。250席の会場は満席です。

安西水丸さんと公私ともに親しくおつきあいのあったお二人に、水丸さんとの思い出、お人柄、関係のあった人々のことなど、たくさんお話しいただきました。

まさしく現代の文化を創り出されてきたお二人の楽しく、そして深いお話に、皆さん聴き入っていました。

 

 

写真は、講演会での一コマ。水丸さんのはじめての個展に出品されたという貴重な作品を嵐山先生がお持ちくださいました。

その裏には、当時南先生が書かれた展覧会評の記事が貼られており、それを読みあげています。

このように終始楽しい雰囲気で講演会は進みました。

 

水丸さんは、はじめ会社に勤めデザインの仕事に携わっていましたが、29歳のとき入社した平凡社で嵐山氏に出会います。

嵐山氏のすすめで漫画雑誌『ガロ』に漫画を掲載しますが、このとき『ガロ』の編集を務めていたのが南氏でした。

水丸さんのデビューにはこのお二人が深く関わっていたのです。

この時代『ガロ』には多くの才能が集まりましたが、そうした人々のことも交えながら、

時代をリードしていく文化が生まれる過程を、当事者であるお二人にお話しいただくという、なんとも贅沢な時間でした。

楽しいお二人のお話に会場からはたびたび笑い声もおき、あっという間の1時間半でした。

 

嵐山先生、南先生、ありがとうございました!

 

14日講演会「安西水丸さんのこと」について

明日14日(土)14:00~15:30、嵐山光三郎氏と南伸坊氏による講演会「安西水丸さんのこと」を福島県立美術館講堂で開催します。

開場は13:00です。お電話で予約された方は、講堂前の受付にてお名前を仰っていただきますようお願い申し上げます。

おかげさまで満席となり、当日は混雑が予想されます。なるべくはやくに受付のうえ、講演会が始まる15分前には会場へお入りくださいますようご協力をお願い申し上げます。

また、駐車場には限りがございます。できるだけ公共交通機関をご利用くださいますようお願い申し上げます。

なお、申し込みの受付は終了し、当日のキャンセル待ちの受付もございません。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

「イラストレーター 安西水丸」展 始まりました!

「イラストレーター 安西水丸」展が始まりました!

 

安西水丸(1942-2004)は、1970年代より多方面で活躍したイラストレーターです。

村上春樹氏とのお仕事や、名作『がたんごとんがたんごとん』や『ピッキーとポッキー』などの絵本がよく知られています。

また、絵を描くだけでなく、小説やエッセイも手掛けました。

今回の展覧会では、そうした水丸さんの生涯のお仕事の全貌をイラストレーションの作品を中心にご紹介しています。

 

入り口の壁には水丸さんの言葉が。 生涯にわたり「その人にしか描けない」「魅力のある絵」を目指しました。

 

皆さん、真剣に、そして楽しげにご覧になっています。

 

当館の重要な収蔵作家のひとりに、アメリカの作家・ベン・シャーンがいますが、水丸さんも大きな影響を受けています。

そうした学生時代の作品や、少年時代に描いた絵(とてもお上手です!)なども展示しています。

また、水丸さんの制作方法についても、実際にお使いになっていたパントーンの切り抜きや映像とともにご紹介しています。

 

公私ともに深いおつきあいのあった、嵐山光三郎氏、村上春樹氏、和田誠氏ら3氏とのお仕事についてのコーナーもあります。

 

 

そして、最後には、あの本のあのシーンが大きくなって登場です! ぜひ一緒に写真を撮ってくださいね。

 

 グッズもたいへん充実しています。どれもこれもかわいいです。

なお、図録をお買い上げの方、先着100名にポスターをプレゼントしています。

 

ぜひお越しくださいませ。

2018コレクション展Ⅱ 開催中

いよいよ夏がやって参りました。暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

美術館では、先週ポーラ美術館展が終了し、来週末からは安西水丸展が始まります。

その合間の先日、常設展の展示替えをしました。 展示を簡単にご紹介いたしましょう。

 

展示室に入ると、その涼しさ、また夏の日本画の美しさにほっとします。

池田遙邨《大漁》、酒井三良《水郷の一日》、速水御舟《女二題》、安田靫彦《茶室》などを展示しています。

暑さに参っていた心がすうっと静まります。

 

奥には伊砂利彦と柚木沙弥郎の型絵染。

伊砂利彦の作品からは自然の音や音楽がきこえてくるようです。柚木沙弥郎の作品からもリズムを感じます。

 

展示室Bでは、今年亡くなられた保田春彦氏を追悼して《季節の残像》シリーズを展示しています。

まるで家々の間を散歩するように巡りながらご覧いただけます。

洋画は、田渕安一、針生鎮郎、橋本章、深沢軍司、村上善男、高橋幸之、高橋克之、玉川信一、佐藤幸代など。

 また、いつもの関根正二も展示しています。今回は《神の祈り》など。

 

展示室Cはベン・シャーンとヤノベケンジのコラボレーション。

第五福竜丸事件に取材したベン・シャーンの《ラッキードラゴン》と、ヤノベケンジの《ラッキードラゴン構想模型》。

舟の上では、東日本大震災後の2011年8月に開催したワークショップ「トらやんの空飛ぶ方舟大作戦」の映像が流れます。

今回はさらに一般財団法人ふくしま自然エネルギー基金より《サンチャイルド1/10模型》をお借りし展示しています。

サンチャイルドはベン・シャーンのラッキードラゴンのほうを向きつつ、上を向いて未来を見つめています。

 

東日本大震災に際し、ヤノベさんからは大きな力をいただきました。今度はヤノベさんの地元大阪へ福島からエールを送ります。

大阪北部地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

最後の展示室Dは版画の展示。

斎藤清は1950年前後の女性像。《凝視(花)》に至る試行錯誤をみてとることができます。

 

前川千帆は《野外小品》より。勢いよく彫刻刀でかたちを彫りだしていきます。

 

コレクション展Ⅱは10月14日まで。途中一部展示替えを行います。

ぜひご覧ください。

ポーラ美術館展 5万人達成!

今月22日、「ポーラ美術館コレクション展」の来場者が5万人を達成しました!

5万人目となったのは、福島市よりお越しの大槻丈夫さん、郁子さんご夫妻。

テレビユー福島の信国一朗 代表取締役社長と福島県立美術館の早川博明館長から 記念品としてキビタンぬいぐるみと図録が贈られました!

大槻さんご夫妻は「偶然、5万人目になりびっくりしました。セザンヌやピカソなどどの作品も素晴らしく、中でもルノワールのレースの帽子の少女は一番印象に残りました。」とご感想を述べて下さりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本展もいよいよ今週末でおしまいです。多くのお客様のご来場をお待ちしております。

 

*明日23日(土)は夜間開館日です。

(20:00まで開館、最終入館は19:30/常設展は17:00まで)

是非ご利用ください!

ポーラ美術館展 4万人達成!

今月15日、「ポーラ美術館コレクション展」の来場者が4万人を達成しました!

4万人目のお客様は、福島市よりお越しの安田宏美さんと娘さんの結理奈さん、 結理奈さんの祖母の菅野敏子さん。3世代でのご来場です。

当館の早川博明館長から、記念品としてキビタンぬいぐるみや図録が贈られました。おめでとうございます!

鑑賞を終えて、安田さんは「もともと絵が好きということもあり 主人がチケットを購入してくれました。今日は母と娘で鑑賞に来ました。まさか自分が4万人目だなんてビックリです。」とご感想を述べて下さりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本展もあとちょうど1週間で閉幕です・・・。

まだご覧になっていない方、もう一度名作に会いたい方、心のエネルギーをチャージしたい方、お早めにご来場下さい!

 

*最終日前日の6月23日(土)は夜間開館となっております。

(20:00まで開館、最終入館は19:30/常設展は17:00まで)

作品をゆっくり堪能できる機会ですので、是非ご利用ください。

ポーラ美術館展 ギャラリートークを開催しました

6月15日(金)、当館企画展示室にて担当学芸員によるギャラリートークを開催しました!

展示室を巡りながら、作品の前で作者や作品が描かれた背景などについて紹介しました。

 

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

6月16日(土)、市内にあるアオウゼにて「まちなか美術講座」を行います。
展覧会出品作家・作品を中心に、19世紀後半から20世紀前半までのフランスの美術や文化についてお話しいたします。

第 5 回 6/16(土)

「前衛の舞台:モンマルトルとモンパルナス」

時間:14:00~15:30 

会場:アオウゼ 大活動室

※ 聴講無料です。事前登録の必要はありません。
※ 各回定員50名です。満席の場合は入場を制限させていただく場合があります。

ポーラ美術館展、会期終了が迫ってきました。 ご来場をお待ちしております!

創作プログラム「てんてん絵画体験!」開催しました

6月10日(日)の午前と午後、実習室にて「てんてん絵画体験!」開催しました。

現在当館で開催中の「ポーラ美術館コレクション モネ、ルノワールからピカソまで」に合わせたワークショップです。

果物やお花、動物など描きたいものをモチーフに、スポンジスタンプや綿棒を使って、"てんてん"で絵を描いていきました。

今回は、白い画用紙ではなく色つきのボードを準備しました。

 

まずは描きたいものの背景に合う色のボードを一人1枚選び、自分の席に持っていきます。

ボードに描きたいものをどのくらいの大きさで描くか決め、輪郭線を描きます。

輪郭線ができたら、少し大きめのスポンジスタンプを使って、色をつけていきます。

この時、輪郭線をはみ出すことは気にしません。

 

全体に色がついたら、今度は描きたいものの色をじっくりと観察します。

例えば、リンゴは赤だけでなく、ヘタのまわりが黄緑になっていたり、表面に点々が見えたりと、よく見ると赤一色ではありません。

この色を見つけて、少し小さなスポンジスタンプや綿棒を使って”てんてん”を打っていきます。

色にこだわって混色を繰り返したり、葉っぱや果物の表面を細かい点で表現したり・・・

細かい作業ですが、みなさん真剣に取り組んでいました。

作品が完成したら、サインと日付を書きます。

こうすることで、だれがいつこの作品を描いたのか、作品を見るとすぐに分かります。

 

最後は鑑賞会!

みんなどんな「てんてん絵画」を描いたのか紹介してもらいました。

 

線を描いたり、色を塗るのではなく、”てんてん”だけで描いているので、いつもとはちょっと違った雰囲気の絵ができました。

 

最後に、ポーラ美術館展で展示されている、印象派の作家が描いた絵について少し紹介しました。

100年以上前に描かれたたくさんの作品が今回展示されています。

参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

ポーラ美術館コレクション展 3万人達成!

本日、「ポーラ美術館コレクション展」の来場者が3万人を達成しました!

3万人目となったのは、鮫川村よりお越しの鈴木香・眞理子ご夫妻。 ラジオ福島丹治睦夫常務取締役総務局長から記念品としてワイドFM対応ラジオと図録などを贈呈しました。

おめでとうございます!

鑑賞を終えて、鈴木さんは「ゆっくり観たいと思い、平日に来館しました。 奥行きが深く色彩が豊か。音声ガイドを使って目と耳で堪能しました。」と感想を述べられました。

 

本展の会期は残り約2週間ほど。

終了が迫ってまいりましたが、これから行われるイベントなど、下記の通りございます。是非ご見学・ご参加ください。

●「てんてん絵画体験!」ワークショップ:6月10日(日)①10:00~12:00 ②14:00~16:00 ※受講は締め切りました。ご見学のみ可能です。

●担当学芸員によるギャラリートーク:6月15日(金)14:00~ 

●簡単にできる!缶バッジ作りワークショップ:6月15日(金)14:30~

ギャラリートークと缶バッジについては、事前申込不要です。

 

会場の混雑を避けたい!という方には、6月23日の夜間開館(20:00まで開館、最終入館は19:30、常設展は17:00まで)のご来場がオススメです。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

創作プログラム「美術館の庭で油絵を描こう」開催しました

5月20日(日)、26日(土)、27日(日)、「美術館の庭で油絵を描こう」開催しました。

講師は喜多方市美術館館長で、画家の後藤學先生です。

 

今回は10号サイズのキャンバスに、油絵の具を使って風景を描きます。

1日目、どのような手順で描いていくのか後藤さんから説明を聞き、道具を持って外へ。

美術館の敷地の中から描きたい場所を選び、イーゼルを立てます。

スケッチをしたり、キャンバスに下がきをして、構図を決めていきます。

 

一人ひとりが選んだ場所を巡りながら、アドバイスをいただきました。

 

 

◆◆◆◆◆

2日目

はじめに後藤さんの作品を見ながら、どのように絵を描いているのかお話を伺いました。

また、受講者の方が制作をしている中で生まれた疑問などにお答えいただきました。

前回と同じく、イーゼルを持って外へ行き、続きを描きます。

だんだん陰影がついてきました。

 

 

◆◆◆◆◆

3日目

いよいよ最終日!

みなさん慣れた様子で準備をし、制作に取り組みます。

木々や建物に固有色がついて、色が鮮やかになって来ました。

 

最後はみなさんの作品をイーゼルに立てて並べ、鑑賞会をしました。

美術館のまわりを描いていますが、みなさんそれぞれ違った切り取り方、描き方をしており、多彩です。

好天に恵まれて3日間を終えることができました。

講師をしていただいた後藤さん、受講者のみなさま、3日間ありがとうございました!

ポーラ美術館展 2万人達成!

ただいま開催中の「ポーラ美術館コレクション モネからルノワール、ピカソまで」展。

25日には来館者2万人を達成しました。

 

 

当日は担当学芸員によるギャラリートークも行われました。

モネやルノワールと同じ時代を生きた批評家たちの言葉を交えながら、いくつかの作品の魅力に迫りました。

 

今では名の知られた彼らも、当時は辛辣な批判を受けていました。

それまでの伝統を打ち破って、新しいものを生み出そうとするとき、

そのあまりに革新的な表現方法が受け入れられるのには、時間がかかるのですね。

 

 

次回のギャラリートークは6月1日(金) お楽しみに!

 

 

会期も残すところあと一か月を切り、いよいよ盛り上がってきました!

この機会に、ぜひ美術館へ足をお運びください。

 

なお、美術館駐車場は数に限りがありますので、こちらにお越しの際は、

公共交通機関のご利用をおすすめいたします。

 

 

2018年度館長講座が始まりました!

本年度の館長講座「古典に帰れ ─西洋美術の巨匠たち─」の第一回目が5月19日(土)に行われました。

 

本講座は、ルネサンス以降の各美術様式を代表する巨匠たちの主要な傑作に焦点をあて、その芸術のエッセンスと創造の秘密に迫るものです。

西洋美術は古代ギリシア・ローマ以来、2000年以上の歴史と豊かな伝統が築かれています。特にルネサンス以降、数多くの天才的芸術家が古典文化を範としつつ独創的な表現を創出して、新しい時代様式を創造しました。彼らの傑作によって今日、豊穣な西洋芸術の宝物が世界中の人々に深い感動をあたえ続けているのです。

 

第一回目は、「ルネサンス(1)先駆者ジョットと初期ルネサンス」です。

ジョットからフィリッポ・リッピまで、代表作品をお見せしながら、彼らの革新性についてお話ししました。

 

次回の内容もルネサンスの続きで、第一回目でご紹介しきれなかった巨匠達の姿に迫ります。詳細は以下の通りです。

日時:7月21日(土)

時間:10:30~12:00

場所:美術館講義室(聴講無料)

 

本年度は事前申込を不要としていますので、聴講ご希望の方は直接会場までお越しください。

みなさんのご参加をお待ちしております!

缶バッジづくりのワークショップを開催しました!

5月11日(金)のギャラリートーク終了後、当館エントランスホールにて、「名画で缶バッジをつくろう!」開催しました。

 

 

現在当館で開催中の展覧会「ポーラ美術館コレクション モネ、ルノワールからピカソまで」に合わせたワークショップです。

今回は、3つの作品の中から一つ好きな作品を選んでいただき、色を塗ってオリジナル缶バッジを作りました。

 

このワークショップは、会期中に何度か開催します。

次回は25日(金)、14:00から開催するギャラリートーク終了後、14:30ころからエントランスホールで開始する予定です。

参加費は100円で、バッジかマグネットを選んでいただきます。

ギャラリートークと合わせ、ぜひご参加ください!

 

創作プログラム「バードウォッチング&巣箱をつくろう!」開催しました

5月5日(土)のこどもの日、親子向けの創作プログラム「バードウォッチング&巣箱をつくろう!」開催しました。

講師は「すずめ社鳥」とも呼ばれている、株式会社鳥の杉浦裕志さんです。

 

鳥に関することはなんでもおまかせ!

ということで今回は当館の庭を活用して、バードウォッチングと巣箱づくりをしました。

 

まずは参加者全員で自己紹介。名前と一緒に誕生月も教えてもらいます。

次に、今回巣箱をつくるシジュウカラについて紹介。

先ほど教えてもらった誕生月順に、みんなで並びます。

スライドにうつるシジュウカラの画像を見ながら、彼らが1年間どのように過ごしていくのかを知ります。

シジュウカラは、福島市の鳥で、ネクタイのような模様があるのが特徴です。

巣をつくる、子育てをする、子ども達が巣立つ・・・

自分が生まれた月には、鳥たちがどのように過ごしているのか、杉浦さんのお話を聞きながら思いを巡らせます。

そして、音声を聞きながらどんな鳴き声なのか知りました。

 

雨が降ったり止んだりする中、ちょうど晴れ間が見えたので、バードウォッチングをするためみんなで外へ出ました。

杉浦さんのアドバイスを元に、みんなで鳥の姿を探します。

 

鳴き声を聞きながら、探していると、なんとシジュウカラの姿が!

この写真だと分かりにくいですが、見上げている木の天辺にとまっている鳥がシジュウカラです。

 

見つけた鳥の名前やどんな特徴があるのかなどを杉浦さんに聞きながら、庭園をぐるりと巡りました。

この後、それぞれ芝生にシートをひいて寝転がりながらバードウォッチングする予定でしたが、また雨が降ってきたためここで終了。

みんなで館内に戻りました。

 

お昼の休憩をはさみ、午後からは巣箱づくり!

杉浦さんが準備してくれた巣箱の材料を組み立てていきます。

はじめに鳥たちがどうやって巣箱に入ってくるのか、そして巣箱をどのように利用しているのか杉浦さんのお話を聞きます。

スズメの剥製を使いながら説明してもらいました。

板と板をテープで仮どめし、親子で協力しながら釘を打っていきます。

大体組み立てたら、扉の開け閉めをするための蝶番をつけます。

 

ここまでできたら、後は装飾!

重くなりすぎないように、鳥たちが入りにくくならないようにというアドバイスを聞きながら進めていきます。

色を塗ったり・・・

 

 貝殻や流木をつけたり・・・

 

 

みんな自由に装飾して、素敵な巣箱が完成しました!

最後に、完成した巣箱を持って、みんなで庭へ行きました。

杉浦さんに巣箱を設置する場所や、高さなどについて教えてもらいます。

写真ではみんなに見えるように低めに設置していますが、実際はもっと高い所につけます。

できた巣箱を持って、記念撮影!

講師の杉浦さん、参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

 

ポーラ美術館展 1万人達成!!

5月10日(木)、ポーラ美術館コレクション展の来場者が1万人を突破しました!

1万人目の方は、山形県からお越しの菅野ご夫妻。実行委員会を構成しているテレビユー福島の信国一朗社長から二人に図録などの記念品をお贈りしました。おめでとうございます!

菅野ご夫妻とTUF信国社長

 

また、翌日の11日には担当学芸員によるギャラリートーク第1回目を開催しました。

展覧会の概要と作品数点に焦点を絞り、解説いたしました。

みなさん熱心に話に耳を傾けています。ご参加いただきまして、ありがとうございました!

 

ギャラリートークはあと3回、下記の日程で開催予定です。

日時:5月25日、6月1日、6月15日(いずれも金曜)  14時から開始

場所:企画展示室(要・観覧券)

 

珠玉の作品達にみなさま是非会いに来てください!

ポーラ美術館コレクション展開幕!本日入場者5千人を達成しました!

「ポーラ美術館コレクション―モネ、ルノワールからピカソまで」展が4月28日に開幕しました。本展は、箱根にあるポーラ美術館が誇るフランス近代美術のコレクションから計20名の作家の作品72点を紹介する内容となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして本日、入場者が早くも5千人を突破しました!記念すべき5千人目のお客様は、喜多方市からお越しの平方さんご一家です。当館の鶴見副館長から記念品を贈呈しました。鑑賞を終えたのち、平方さんは「実際に見る作品はどれも素晴らしくて、ぜひ知り合いにも薦めたいです。」と笑顔でお話していました。

 平方さんご一家と鶴見副館長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このように感動のお言葉を頂けた展示作品たちが一体どのようなものなのか、気になりますね。展示室を少し覗いてみましょう。

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本展は美術史の流れに沿う形で3章構成により作品を紹介しております。

1章では、近代絵画の扉を開いたマネから始まり、モネやルノワールなど印象派の画家たちの作品を展示しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ モネはなんと8点出品。このコーナーだけでも充分見応えがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本展目玉の《レースの帽子の少女》。これを含めルノワールの作品8点に関しては写真撮影ができます。よい記念になりますね。撮影に関する注意事項は当館で必ずご確認下さい。

 

続いて2章は、はじめにゴーガンやセザンヌなどポスト印象派の作品が並びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ セザンヌは5点出品されます。素晴らしい作品ばかりです。こちらのコーナーもお見逃し無く!

そのほか、フォーヴィスムを代表するマティスや、ボナール、デュフィなど鮮明な色彩表現を特徴とした作家たちの作品が一堂に会しております。当時の華やかなパリの様子や雰囲気が伝わってくる素敵な空間です。

 

最後の3章は、ブラックとピカソの作品12点を展示しております。特にピカソはキュビスムを生み出した時代から晩年の作品まで、画風の変遷をたどれる内容となっております。

 

以上、ここでは一部のみのご紹介のみのご紹介しかできませんが、他にも展覧会を一層楽しめる各種イベントやお得なサービス等を多数揃えております。詳細は本展公式ホームページでご確認ください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2018コレクション展Ⅰ

今日の美術館はまぶしいほどの青空です。新緑の爽やかな季節、庭園ではピクニックをする人の姿もちらほら見られるようになってきました。

 

いよいよ長谷川利行展も今週末までとなりました。お越しの際は2階の常設展にもぜひお立ち寄りください。

常設展示室で開催中のコレクション展Ⅰについて、簡単にご紹介いたしましょう。

まずは展示室Aの日本画。

緑青による点々が楽しい長野草風《麦踏》(左から2番目)や、緑の濃淡が美しい小茂田青樹《薫房》(右端の屏風)など、春から初夏にかけての日本画が並んでいます。

 

もうすぐ端午の節句ですが、美術館にも立派な鍾馗様が登場です。

 小川芋銭の《鍾馗図》。見上げる大きさです。こんな立派な鍾馗様がいればどんな魔物も近づけません。

 

洋画は、関根正二などの作品ほか、「日本人画家が魅せられたヨーロッパ」というテーマで、画家たちが滞欧中に描いたヨーロッパの風景の作品を展示しています。

 

展示室Bは、利行展にあわせて、池袋モンパルナスの作家たちの作品。

麻生三郎、井上長三郎、鈴木新夫、中谷泰、寺田政明、糸園和三郎、鶴岡政男、吉井忠、須田国太郎、三岸好太郎など。

長谷川利行の作品も展示していますので、お見逃しなく。

 

今年は福島市出身の吉井忠の生誕110年となります。各時代の代表作を展示しています。

 

展示室Cはフランスを中心とする海外の作品。

5月28日から始まるポーラ美術館展では、モネやルノワール、ピカソなどの名品が展示されますが、当館所蔵の作品もあわせてご覧ください。

 ゴーギャン、ルノワール、ピカソ、シャガール、ルオーなど。 

そのほか、写真には出ていませんが、いつもご要望をたくさんいただくアメリカの作家・ワイエスの作品も展示しています。

 

最後の展示室Dは、斎藤隆《貌》。

先日斎藤隆さんご自身による講座が開催されました。その様子についてもブログでご報告していますので、ぜひご覧ください。

 

これからの季節、美術館庭園は散策に最適です。ぜひお越しくださいませ。

 

  

創作プログラム「自画像を描く~自分をみつめる~」開催しました

4月14日(土)、当館実習室にて「自画像を描く~自分をみつめる~」を開催しました。

講師は画家で、当館収蔵作家でもある齋藤隆さんです。

 

現在、当館常設展示室の一室に、齋藤隆さんの作品《貌》を7点展示しています。

まずは展示室に齋藤さんの作品を見に行きます。

作家ご本人から、作品を目の前にお話しいただきます。

どのような想いで自画像を描いているのか、また、使っている画材や道具など・・・。

みなさん真剣に齋藤さんの話に聞き入ります。

最後には受講者からの質問もありました。

 

 

実習室に戻り、制作をはじめます。

この時、齋藤さんから事前にいただいていた「自画像私観」を配布し、みなさんに読んでいただきました。

今回使用した紙は、ザラザラしたものとツルツルしたものの2種類。

どちらか好きな方の紙を選び、席へ持っていきます。

材料は紙と鉛筆のみ。

それぞれ鏡を前に、じっくり自分の顔と向き合います。

 

途中、齋藤さんから一人ひとりアドバイスをいただきます。

描いては消して、描いては消して・・・を繰り返しながら、自画像が少しずつ描かれていきました。

 

「・・・画面に心を開き自分自身を探す、そして知る・・・」齋藤さんの自画像私観に書かれていた一文です。

静かに自分と向き合い、じっくりと描く・・・そんな密度の濃い一日となりました。

齋藤隆さん、受講者のみなさんありがとうございました。

創作プログラム「ペタコロサッサ★★油絵ってたのしいね!」開催しました!

4月1日(日)、当館実習室にて「ペタコロサッサ★★油絵ってたのしいね!」開催しました。

講師は福島出身の画家、油井瑞樹さんです。

現在当館で開催中の長谷川利行展に合わせた油絵のワークショップです。

今回の対象は子ども達!みんなはじめて油絵の具を使います。 

まずは油絵とはどんなものなのか、油井さんからお話。

普段よく使っている水彩絵の具とはどんなところが違うのか?

油絵の具は乾くのが遅いこと、そして塗り重ねができるためやり直しがきくことなどを説明します。

 

それでは実際に油絵の具を出してみましょう!

紙パレットの上に、あめ玉2個分の油絵の具を、白以外の全色だしていきます。

 

今回のタイトルは「ペタコロサッサ」

まずは“ペタ”

ペインティングナイフを使って、ペタペタとキャンバスにうすく色を塗っていきます。

(1日で描くので、絵の具には速乾メディウムを混ぜています。)

 

 

パレットに出した全部の色を塗ります。

ペインティングナイフをはじめて持つ子ども達。

最初は少しぎこちなかったですが、「バターを塗るように」という油井さんのアドバイスでどんどん色をのせていきます。

全部の色を塗って、白い部分が残らないようにキャンバスをカラフルな絵の具で覆いました。

 

次は“コロ”

ここまで使っていなかった白い絵の具が登場。

白やピンク、水色、薄い緑色など明るい色の絵の具をたくさんつくります。

ローラーを使って絵の具をのばし、先ほどのキャンバスの上でコロコロ転がします。

 

キャンバス全体が明るい色に覆われていきます。

 

次に、描くために準備してきたモチーフや写真などを元に、紙に色鉛筆でスケッチします。

このスケッチを元に、先ほど画面を覆った絵の具をペインティングナイフでひっいて下描きをしていきます。

 

ひっかくことで、一番最初に塗った地の部分が見えてきました。 

下描きを終えたら、最後は“サッサ”

パレットで描きたいものの色の絵具を作り、筆でサッサ~と描いていきます。

油井さんからのアドバイスをもらいながら、どんどん描いていきます。

  

じっくり1日のワークショップでしたが、集中して制作に取り組んでいました。

 

”ペタコロサッサ”で作品が完成しました!

みんなにとって、油絵の具で描いた作品の第一号です!

裏にはタイトルや日付け、サインなどを記入しました。

 

 

油井瑞樹さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

ギャラリーF 小学生によるギャラリートーク開催!

2月17日(土)、当館企画展示室にて桜の聖母学院小学校5年生によるギャラリートークを行いました!

今回で2回目となった「実践 福島県立美術館アートカード」。

今年度から貸出を開始した当館アートカード『ぽけっとアート』を使い、子ども達に展覧会を考えてもらいました。

桜の聖母学院小学校のみなさんは、「みて、かんじて、あじわう展覧会」というタイトルの展覧会をつくってくれました。

 

展覧会を考える際は、はがきサイズのアートカードでしか、ほとんどの作品を見ていません。

ギャラリートーク本番の日、子ども達は自分たちが考えた展覧会の会場と選んだ作品を初めて見ました。

カードで見た時には、実際の大きさや質感までは分かりません。

作品を実際に見ると、予想よりも大きかったり、小さかったり・・・。

ツルツルしていたり、ザラザラ、デコボコとしていたり・・・。

 

 

実際に見た感想なども踏まえて、発表の原稿を付け足したりします。

ひととおり見た後は、実際に使うマイクや道具を使いながらリハーサル。

先生からのアドバイスをもらいながら、練習を進めていました。

 

いよいよギャラリートーク本番です!

保護者の方もふくめ、たくさんの方々が集まりました。

展覧会ができるまでにどんな活動をしたのか、ゲームなどの実演も交えてお話ししてくれました。

作品について話しているときは、となりにいるお友達がカードをお客さんに見せたりと、協力しながら発表を進めていきます。

 

今回の展覧会は、以下4つのグループに分かれて作品を選んでいます。

◆聴覚グループ・・・〇〇の音、声、曲などが聞こえてきそうな作品

◆触覚グループ・・・(さわったら)〇〇そうな作品 

◆嗅覚・味覚グループ・・・〇〇のにおい、かおり、味がしそうな作品

◆気持ちグループ・・・〇〇な気持ちがする作品


それぞれ、選んだ作品の近くに立ち、どのようなことを作品から感じたのか発表します。

 

最後に、保護者の方や来場者の方からの感想もいただきました。

終わった後、子ども達から「緊張した~」という声も聞こえましたが、みなさんとても落ち着いてお話していました。

桜の聖母5年生のみなさん、図画工作科担当の奥山先生、担任の高橋先生、そしてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

「湧水画-わきみずが」ワークショップ開催しました!

2月11日(日)、当館実習室にて創作プログラム「湧水画-わきみずが」を開催しました!

講師は会津若松市出身で、現在美術家として活躍している古川弓子さんです。

今回のワークショップでは、福島県の湧き水を使って水彩画を描き、最後にそれぞれ大切な人に郵送します。

まずは「湧き水」ってどんなもの?というお話から。

今回のワークショップの元になる湧き水は、どのような場所にあるものなのか?

そしてまわりにはどんな景色が広がっていたのか、スライドで写真と映像を流しながら紹介いただきます。

今回くんできた水は、当館のすぐ裏にある信夫山(しのぶやま)にある「たんたら清水」というものです。

岩の間からしたたる水の音が、「たんたら たんたら」と聞こえるということからこの名前が付けられたそうです。

どんな日照りにも枯れることなく、産児の浴水にも使われたといわれています。

水についてお話しした後は、ふだん使っている絵具がどのようにして作られているのか。

そして最後に、野口英世に宛てた母シカの手紙を紹介いただきながら、「言葉の力」についてお話いただきました。

今回は、普通のはがきサイズの2倍くらいある画用紙に絵を描いてもらいます。

透明なガラスのボウルに入れられた湧き水を使って、それぞれ創作をはじめました。

 

みなさん集中して制作に取り組みます。

途中で古川さんから水彩絵具でできる表現をいくつか見せていただきます。

水を多めに含んだ刷毛を使って描くことで、色と色が混ざり合い不思議な世界がひろがります。

子ども達もびっくり!

 

 古川さんに教えてもらった方法を使ったり、さらに自分なりの工夫を加えてみたりしながら、どんどん絵を描いていきます。

 

古川さんも参加者のみなさんと一緒に、作品制作。

それぞれ好きな色の絵具を、古川さんに作っていただきました。

色が鮮やかで、キラキラとした絵具。この絵具を使いどこの部分を描くか考えます。

最後はそれぞれ描いた作品の中から3,4枚選んで持ち寄り、みんなで講評会です。

どんなイメージで何を描いたのか、誰に送ろうと考えているのかなど、自由にお話します。

  

 

大切な人の住所を裏面に記入し、切手を貼ります。

最後はみんなで美術館のそばにあるポストに投函に行きました!

みなさんのお手紙が、大切なだれかに向けて投函されました!

参加した方だけでなく、お手紙が届いた方も楽しめるワークショップとなりました。

 

 

古川弓子さん、参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

小川千甕と門間春雄」ギャラリートーク開催しました!

2月10日(土)、当館学芸員によるギャラリートークを開催しました。
ギャラリーF2018を開催中の企画展示室で、「小川千甕と門間春雄」をテーマに展示室をめぐります。

この展覧会では、京都生まれで福島にゆかりの深い画家、小川千甕(1882-1971)と、福島市瀬上のアララギ派歌人・門間春雄(1889-1919)をご紹介しています。

 

ギャラリートークの時だけ特別に!展示ケースの中にある画帖をご覧いただきました。
普段の展示では、開いているページしかご覧いただけませんが、今回は学芸員がページを開きながら、どのような場面が描かれているかということについてもご紹介しました。

ギャラリートークにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

スペシャル・ギャラリートークを開催しました!

2月3日(土)、「Gallery F2018 コレクション再発見」展初日、関連イベントとしてスペシャル・ギャラリートークを開催しました。
講師は、喜多方市美術館の後藤學館長です。



今回は「生誕110年 渡部菊二」に合わせ、会津若松市出身の水彩画家、渡部菊二の魅力についてご紹介いただきました。
2007年の生誕100年の際は、喜多方市美術館で回顧展が開催されました。

 

菊二の独特の色彩感覚や、作品の構図などについても詳しくお話しいただきました。
今回当館の展示では、菊二の他にも会津出身、ゆかりの水彩画家を紹介しています。


後藤館長、そしてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

「Gallery F 2018 コレクション再発見」はじまりました!


本日より「Gallery F 2018 コレクション再発見」がはじまりました!



展覧会のポスターやチラシ、看板などは明るい黄色で統一されていて、とっても目立ちます。

「Gallery F コレクション再発見」とは・・・
小さな展覧会を「GalleryF」と名付けました。
福島県立美術館は、1984年に開館して以来、約3800点の作品をコレクションしてきました。
その中から、今まで紹介できなかった作品や新収蔵品を取り上げたり、テーマを絞って掘り下げたり、小さいからこそチャレンジしコレクションの多様な魅力をご紹介しようという企画です。昨年から始まったこの企画は、今年度3つのGalleryFをオープンいたします。

1、生誕110年 渡部菊二展



渡部菊二(1907-47)は、福島県会津若松市に生まれ、主に戦前期に活躍した水彩画家です。
1940年に春日部たすくらとともに水彩連盟を結成。明快な色彩と斬新な構図で新しい水彩画の方向を模索しました。

 

また、持ち前の繊細な線描と優れたデザイン感覚で本の装幀や挿絵も手がけています。
本展では生誕110年を記念し、当館所蔵の水彩画20点を中心に、近年新たに発見された挿絵原画などをご紹介し、菊二の画業を振り返ります。

2、小川千甕と門間春雄-福島の文芸と美術-



小川千甕(1882-1971、京都市生まれ)は福島県にゆかりの深い画家です。
福島市瀬上のアララギ派歌人・門間春雄(1889-1919)や、会津若松、喜多方の文芸愛好家たちが、千甕たち画家を支援し、当地から多くの作品が生まれました。

 

この展覧会では、新規に寄贈された小川千甕の水彩・日本画作品、新規寄託となった門間春雄関係の書簡、「喜多方美術倶楽部」関係資料によって、大正時代の福島を舞台にした、文芸と美術のネットワークをご紹介しています。


3、実践 福島県立美術館アートカード



「アートカード」は、当館所蔵作品の画像をカード形式にした鑑賞用補助教材です。
アートカードの様々な遊びを通して、多くの子ども達が美術作品に関心を深めていくことを目的とし、2017年度から教育機関への貸出をはじめました。
本展では、このアートカードを使って、桜の聖母学院小学校5年生の児童たちが考えた小さな展覧会「みて、かんじて、あじわう展覧会」を開催しています。

  

あわせて、子ども達がテーマを元に作品を選び、展覧会が完成していくまでの授業風景などをパネルで紹介しています。



アートカード体験コーナーもあります。ぜひ実物をご覧ください。

今回は一度に3つの展覧会を楽しむことができます。
会期は3月4日(日)まで。観覧料は無料です。
ぜひお越しください!

館長講座第5回目「スーティンとザッキン」

本日、館長講座「~パリの異邦人~ エコール・ド・パリの芸術家たち」第5回目が行われました。
今回のテーマは「スーティンとザッキン」です。

様々な逸話を織り交ぜながら、それぞれの代表作品などについてお話し下さいました。


次回は「ユトリロとマリー・ローランサン」です。開講日時は以下の通りです。
日時:3月10日(土)
時間:10:30~12:00
場所:美術館講義室(聴講無料)
※今年度の受講ですが、定員に達したため申し込み受付は終了しました。ご了承願います。

次回の講座はいよいよ本年度最終回です!

「学校連携共同ワークショップ参加校作品展」開催中!

現在、当館1階企画展示室にて、「学校連携共同ワークショップ参加校作品展」を開催しています。

 

福島県出身のアーティストを講師に招き、県内12カ所の幼稚園から高校で、ワークショップを開催しました。
子ども達の作品を全て展示しています。







明日までの展示となっております。
観覧料は無料です。
ぜひご来館ください!

また、今年は2月6日(火)~12日(月・祝)に、いわき市暮らしの伝承郷 企画展示室でも展示いたします。
お近くの方は、ぜひいわき会場にお越しください。

「美術館への年賀状展」はじまりました!


毎年恒例の「美術館への年賀状展」が、12日(金)よりはじまりました!



当館が開館した1984年より、休館の年を除き毎年開催しており、31回目を迎えました。
今年は427通もの年賀状をいただきました!





いただいた年賀状すべてを、現在エントランスホールにて展示しています。
●観覧料:無料
●開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
●休館日:月曜日
1月31日まで展示しておりますので、ぜひご来館ください!

コレクション展Ⅳオープンしました!

新年あけましておめでとうございます。
美術館もあらたにコレクション展Ⅳがオープンしました。

まず第一室目。酒井三良と日本画の名品を展示しています。


また、あらたにご寄贈いただいた朝倉摂の日本画を展示しています。本画とともにスケッチもご覧いただけます。


第2室は、いわきの洋画として、若松光一郎と田口安男の絵画をご紹介しています。

田口安男はこのたびご寄贈いただいたスケッチや作品をまとめて展示しています。

第3室はワイエスとベン・シャーン。ベン・シャーンは《ラッキー・ドラゴン》や《リルケ「マルテの手記」より》などを展示しています。

そのほかモネやルノアールも展示しています。

第4室は、「それぞれの黒あるいは闇」と題して、鏑木昌弥、秀島由己男、平野充の作品を展示しています。
技法はそれぞれまったく異なるのですが、黒のなかにあらわれるさまざまな表現に新鮮な驚きがあります。


ホールでは年賀状展も始まっています!
本年も美術館をどうぞよろしくお願いいたします。