2016年12月の記事一覧

ギャラリートーク

広重ビビッド展の2回目のギャラリートークが開かれました。

今回は、広重展担当の紺野学芸員です!


これを楽しみに待っていたお客様もたくさんいらっしゃいました。


紺野学芸員によれば、広重の視線を作品を通して追体験できるのが楽しいとのこと。
たとえば、《名所江戸百景 深川洲崎十万坪》では、大空を飛ぶ鷲の視線から絵を見ますが、これは、広重が火消しの仕事で高い火の見櫓に登ったことがあるからだそうです。なるほど!
(上の写真は《六十余州名所図会 阿波鳴門の風波》ですネ)

身振り手振りで約一時間、あっという間にギャラリートークが終わりましたが、さらに質問のある方もいて、約30分の質問ぜめ!


熱心なお客様がとても多く、改めて広重人気のすさまじさを実感した次第です。

会期もあとわずか。もう一度作品をじっくり見ると、また新たな発見があるかも!

紺野さん、お疲れさまでした。
聞き終わったお客様の晴れ晴れした表情がとても印象的でした。
HY