2015年10月の記事一覧

須賀川市立博物館での名品展、オープンしました!

秋晴れの中、須賀川での名品展がオープンしました。

博物館は、この地方を統治した二階堂氏の中世の舘、「保土原舘」にあります。



素晴らしい紅葉の中、ゆったりと山を登ると、



須賀川市立博物館。



昭和45年に福島県内で最も早く開館した公立博物館です。私たちの大先輩です。

須賀川出身の亜欧堂田善の銅版画コレクションは全国でもよく知られています。


須賀川市立博物館さんと共同で企画した今回の移動展は、
県立美術館の代表的な作品によって構成されています。
休館中だから可能なのですが、もう二度とこんな展覧会は無理かもしれません。


モネ。ワイエス。ベン・シャーン。関根正二。岸田劉生。速水御舟。斎藤清。吉井忠。河野保雄コレクション。






県のコレクションは、文化度の高い須賀川の方のお眼鏡にかないますでしょうか?


オープン2日目の昨日、早川県立美術館長のギャラリートークが開催されました。




70人を超える方にご来場いただきました!

モネを購入したときの裏話とか、斎藤清さんとの思い出話とか、
館長ならではの、貴重なトークでした。


10月31日(土)には小学生のためのワークショップ、11月14日(土)には、学芸員によるギャラリートークがあります。

11月14日は博物館ちかくで行われる伝統行事「松明あかし」の日でもあります。



これは出品作の一つ、小関庄太郎さんの《須賀川松明あかし》。

この日は入館が無料になります。
(ただし午後は交通規制がありますので、お車でお越しの方はお問い合わせください。)


秋の須賀川、是非おでかけください。

(MK)