2020年2月の記事一覧
「冬に透ける街~水彩絵の具の光に透ける感覚を楽しもう~」開催しました。
2月15日(土)創作プログラム「冬に透ける街~水彩絵の具の光に透ける感覚を楽しもう~」を開催しました。
講師は画家で絵本作家の小原風子さんです。
今日のワークショップでは、クレヨンや水彩絵の具で半紙を彩り、実習室の大きな窓に貼って街や森を創ります。どんな風景が広がるのか楽しみです!
はじめにフロッタージュの実演です。
凸凹の上に半紙を置いて、クレヨンやパステルでこすり模様を写し取ります。
実習室の中にもおもしろい模様がたくさんありました。まるで宝探しです!
今度は、美術館の庭で宝探しです!
木の根や葉の複雑な形もおもしろい。人工物の規則正しさもおもしろい。いろいろな発見があります。
集めた模様をみんなで鑑賞して午前は終了です。たくさん集めました!
午後は、集めた形を水彩絵の具で彩り、実習室の窓をみんなで街や森にしていきます。
貼ったり、切ったり、ちぎったり、大きな窓が彩られていきます。背景の信夫山もいい演出をしてくれています。
できあがった街や森に、自分と自分の友達を住まわせます。かわいい。
室内の照明を消すと光に透ける街が浮かび上がりました。
外から見ると、ここでも信夫山がいい演出をしてくれています!
天候にも恵まれ、笑顔の絶えないワークショップでした。
風子さん、参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
「Gallery F 2020 コレクション再発見」展開催中!
2月8日(土)より、当館1階企画展示室にて「Gallery F 2020 コレクション再発見」展がはじまりました。
4度目の開催となる今回は、「生誕100年 建畠覚造展 かたちの探求」、「アートカード★チャレンジ」ふたつの小さな企画をご覧いただけます。
「生誕100年 建畠覚造展 かたちの探求」
建畠覚造(1919‐2006)は、抽象彫刻の世界に大きな足跡をのこした作家です。
今回の企画では、当館が所蔵する8点に個人蔵1点を加えた9点の作品を展示しています。
中央に展示されている、《WAVING FIGURE47(大)》1987年は、幅が4mをこえる大きな作品です。
当館所蔵の建畠作品をまとめて全てご覧いただける機会です!
ぜひ建畠が探求し続けた独自のかたちの世界をご覧ください。
◆ギャラリートーク
「建畠覚造の思い出」※終了しました
2月8日(土)14:00~
酒井哲朗氏(当館名誉館長)
「建畠覚造と日本の現代彫刻」
2月22日(土)14:00~
三上満良氏(元宮城県美術館副館長)
※申し込み不要。チケットご購入の上、企画展示室入り口にお集まりください。
「アートカード★チャレンジ」
当館のアートカードを使って、福島市立野田中学校3年生の生徒たちが考えた小さな展覧会を、実際に当館の所蔵作品を展示して再現しました。
今回、生徒たちはクラスごとに4つのテーマを設定し、作品を選びました。
1組…孤独
2組…Face
3組…Let's think!
4組…Sky Sea
各テーマに合わせ、クラスで6点ずつ作品が選ばれました。
作品に添えられた子ども達のコメントもあわせて、お楽しみください。
◆福島市立野田中学校3年生代表生徒によるギャラリートーク
2月29日(土)14:00~
※申し込み不要。チケットご購入の上、企画展示室入り口にお集まりください。高校生以下は無料です。
〇会期:~3月8日(日)まで。
〇開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
〇観覧料:一般280円、高校生以下無料 ※常設展示室もご覧いただけます
〇休館日:2月17日(月)、25日(火)、3月2日(月)
ぜひご来館ください。