企画展ギャラリートーク

5月14日に企画展「国立西洋美術館所蔵 ミューズ:まなざしの先の女性たち」のギャラリートークを行いました。





西洋美術と聞くと、聖書やギリシャ神話など、
あらかじめ物語の内容を知らないといけないという方もいらっしゃると思います。

今回のギャラリートークでは、そういった話も盛り込みながら、
知識なしでも作品を楽しめるお話を心掛けました。

たとえば聖母マリアとイエスの絵は、我が子をいとしむ母親の絵です。
そしてイエスが十字架にかけられて死んでしまったことを知っていれば、
悲しみにくれるマリアの絵は、最愛の息子を失った母の絵だとわかります。



カルロ・ドルチ《悲しみの聖母》1655年 国立西洋美術館所蔵


母親がいつもどんな気持ちで我が子を想っているのか、想像することができるのです。

この展覧会は、お母さんに対して、ついつい素直になれない人に見て頂きたいと思っています。

そういえば、今日は母の日です。
みなさん、お母さんにありがとうは言いましたか??