特集展示

特集展示では、特定のテーマに基づいた作家・作品をご紹介します。
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「眼にうつる詩ー美術と文学の交差点」

2023年5月30日(火)〜6月18日(日) ※本展は終了しました

 

 

恩地孝四郎《「氷島」の著者 萩原朔太郎像》1943年(1955年頃・平井版) 当館蔵

 

 古来より美術と文学は親和する関係にあるとされてきました。当館にも明治期から現代に至るまでの文学と関わりをもった美術作品が多数収蔵されています。本展では、当館の収蔵作品から美術と文学の多彩なつながりを3章にわたって紹介し、美術を通して文学史の一側面を辿ります。
 第1章では徳富蘆花のカミーユ・コローについての評論や、文芸雑誌『アララギ』周辺の作家たちに注目し、自然を捉えた美術と文学の関係を探ります。第2章では岸田劉生や村山槐多、竹久夢二、恩地孝四郎ら大正期に活躍した作家たちを中心に、耽美的で退廃的な思潮に動かされた美術と文学について迫ります。第3章ではシャガールや村上善男、日和崎尊夫など、戦後にジャンルを横断した表現を繰り広げた芸術家たちを紹介します。

 

◆休館日 毎週月曜

◆観覧料(本展は常設展料金でご覧いただけます。)

  当日 20名以上の団体
一般・大学生 280円 220円
高校生以下 無料

 【関連事業】

ギャラリートーク
 日時:6月3日(土) 14時~15時(60分)
 講師:担当学芸員  ※観覧券購入の上、展示室入口にお集まりください。

アートなおはなしかい
 図書館での絵本のよみきかせのあと、美術館で鑑賞会をします。
 鑑賞会では作品をより楽しむための本の紹介もします。さいごに工作をしましょう!

 日時:6月17日(土) 14時~15時30分ころ
    ※13時50分(開始10分前)に県立図書館「こどものへや」までお出でください。
 対象:5才~小学生20名まで ※保護者1名の付き添いも含む
 会場:県立図書館、美術館
 講師:図書館司書、美術館学芸員
 経費:無料
    ※事前申し込みが必要です。美術館または県立図書館(024-535-3218)「こどものへや」までお問合せください。
    →定員に達したため、受付を終了しました