除染レポート

こんにちは。
今日は比較的暖かく、土曜日の今日も除染作業が着々と進められています。
除染レポート第3回です。

植え込みの除染もずいぶん進みました。
現在、美術館西の日本庭園側で作業が行われています。



植栽の下の落ち葉を掻き出し、土をはぎ取る作業。



それらの土を入れた除染袋も膨大な量になりつつあります。
美術館駐車場に積み重ねられていますが、三段になりました。

これらを、これから庭に埋めるのです。



美術館の庭にはフェルナン・レジェの《歩く花》という彫刻が設置されていますが、その前のスペースを予定しています。
除染袋は最初800個を想定していたようですが、それ以上になるとのこと。
穴もかなり深く掘る必要があるということでした。



美術館の外壁の下には、場所によって玉砂利が敷かれています。
そこも放射線量がかなり高いのです。
まず玉砂利を取り除いて、その下の側溝を除染。
それから、玉砂利を高圧洗浄し、きれいにしていきます。
今日は作業員の方々が手作業で玉砂利を一つ一つ除け、側溝洗浄の準備をしていました。



除染とともに、敷地内の石組みの修理も進めています。
震災で亀裂が入ったり、ずれたところが随所にあって、そのままになっていました。
今後、そういうところもきれいになる予定です。

A.Y.