Gallery F ギャラリートーク

Gallery F 第一期「The missing-link ミッシングリンク 関根正二の新発見と未発見」展のギャラリートークが本日1月28日に開催されました。



関根正二は大正期に活動した白河出身の洋画家です。
画家として活動したのは5年ほどで、油彩画に限って言えば、これまで25点しか知られていませんでした。



今回のギャラリートークでは、新しく日の目を見た26点目の《茅葺屋根の農家のある風景》(仮題)を中心に、
謎に包まれた関根正二の生涯を、作品とともにたどっていきました。



今美術館で関根正二の作品を見ることができるのも、もとはと言えば
個人の所蔵家の方々が大切に作品を守って下さったからこそ
そうした方々の意志を引き継いで、
私たち学芸員も大切なコレクションを守っていかなければならないと改めて感じました。


「The missing-link ミッシングリンク 関根正二の新発見と未発見」展と同時開催中の「新収蔵 鎌田正蔵展」は入館無料(※常設展は有料)です。

みなさま、ぜひこの機会に県立美術館に足をお運びください。



関連イベントのお知らせ

「新収蔵 鎌田正蔵展」
スペシャルギャラリートーク
2月4日(土) 14:00~
講師 杉原聡氏(郡山市立美術館学芸員)

「The missing-link ミッシングリンク 関根正二の新発見と未発見」
担当学芸員によるギャラリートーク

2月11日(土) 14:00~