スライドトーク開催!

6月3日に「ミューズ:まなざしの先の女性たち」展のスライドトークを行いました。


講師は国立西洋美術館主任研究員の川瀬佑介氏。今回の展覧会の企画者のおひとりです。

個々の作品の見どころについて大変興味深いお話をお聞きしました。

今回特に印象的だったのが、アンリ・マルタンの《習作》という作品が、いったい何の下絵だったのか、というお話です。

この問題は長らく謎とされていましたが、川瀬さんは様々な手がかりをもとに、公の場で初めて(!)その謎を解き明かしてくれました。

研究業績の泥棒になると困るので、ここでは詳しく述べられませんが、

最先端のご研究を平易な言葉で分かりやすくご紹介いただき、たいへん有意義な機会となりました。




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「ミューズ:まなざしの先の女性たち」展は7月2日まで

関連事業
〇ギャラリートーク 6月10日 14:00~ 場所:企画展示室(観覧券)

〇講演会「アルカディアの女性たち:西洋美術のもうひとつの側面」
講師:高橋建一氏(和歌山大学准教授・いわき市出身)
6月24日 14:00~ 場所:講堂(聴講無料)