ふとん山ができるまで、4日目
作家の小沢剛さんが、美術館に登場!
小沢さんとともに、いよいよ山に布団を敷きつめる作業が始まりました。布のベルトを山にビスで固定し、そこに布団を差し込み、折り返して山の表面に貼り付けていきます。小沢さんに指導を受け、ちょっと緊張しながらの作業です。
布団にまみれての作業はなんかくつろぐなぁ。
山の裾のから始まった布団設置作業は、意外に早く山の頂上まで達しました。膨大な布団を目の前に、呆然としながら、本当にこれ全部を一日で敷き詰められるのかと感じた昨日のことがうそのよう。何度も設営と撤去を繰り返し、そのたびに一つ一つの作業のコツが蓄積されて、効率よく運ぶように改善されてきたという感じです。
今度やる時はうまくもっとうまくいきそう!でも次は私たちが設営するわけじゃないもんな。
そして、山のてっぺんに白い大きな帽子がかぶせられました。子供たちが描いた絵を投函する大事なポストです。
そして手前には、サインボードが完成。美術館の倉庫にしまい込まれ、最近、久しく日の目を見ていなかった青いフェルトの展示台が、素敵なサインボードになりました。
子供たちがお絵かきをするかわいい顔の机もきれいに塗り直されていきます。
それにしても、布団が敷かれるとどこか空気が柔らかくなる。不思議なのです。大理石が張り込まれた教会のようなエントランスホールが、なんかいつも違う雰囲気。布団マジック、恐るべし。
これはブログでは伝えきれない。残念!
A.Y.