創作プログラム「想像のお庭を作ろう」を開催しました
12月11日(日)に当館実習室にて創作プログラム「想像のお庭を作ろう」を開催しました。講師は、美術作家の杉浦藍さんです。
今回のプログラムは、事前準備として、参加者に日常生活の中で自分のまわりにあるものを写真に撮ってきてもらいました。それをA4の紙に印刷し、色紙として制作に使っていきます。
参加者も杉浦さんもいろんな写真を前にワクワク。「これは何かな?」「ロディだよ!」「これは?」「水滴が付いた麦茶のコップ」など、聞いてみないとなんだかわからない不思議なものから、脂がのったステーキ、タイヤ、レゴなど、ユニークなお気に入りのものがたくさん集まりました。
次に、杉浦さんに葉や茎のつくり方のコツを教えてもらいました。
見本の想像の植物には葉脈があると思ったら、葉脈に見えていたのは道ばたで見かけたカラスよけネットだったり、穴が開いている葉っぱと思いきやプラスティックのカゴだったり。写真の柄や形、色などを生かして切り取り、貼り付けて立体にしていきます。
さあ、好きな色紙と容器を選んで制作開始です。
杉浦さんは自分のやりたいように自分だけの植物をつくってください!とのことで、自分のペースで制作していきます。
撮った写真の模様を生かして、想像力を使って、手を動かして、いろいろな植物ができていきます。
和気あいあいと活動して、あっという間に制作時間が過ぎました。
完成です!作品をみんなで鑑賞しました。
どれもおもしろい植物です。それぞれのこだわりを聞くのも楽しい時間です!
がんばりました!ダイナミックな植物ができたね。
受講者の方からです。
・手の中でいろんな花や葉ができてきて、楽しかった。頭の中の完成図と違うものができた。
・子どもの想像力はこちらが思いもしないものを作り出すので、とても楽しく過ごせました。
・面白かったです。3歳でも参加できることがわかったのが1番の収穫でした。
楽しくて想像力を刺激する制作時間をつくってくださった杉浦さん、ありがとうございました!