創作プログラム「ペタコロサッサ★★油絵ってたのしいね!」開催しました!
4月1日(日)、当館実習室にて「ペタコロサッサ★★油絵ってたのしいね!」開催しました。
講師は福島出身の画家、油井瑞樹さんです。
現在当館で開催中の長谷川利行展に合わせた油絵のワークショップです。
今回の対象は子ども達!みんなはじめて油絵の具を使います。
まずは油絵とはどんなものなのか、油井さんからお話。
普段よく使っている水彩絵の具とはどんなところが違うのか?
油絵の具は乾くのが遅いこと、そして塗り重ねができるためやり直しがきくことなどを説明します。
それでは実際に油絵の具を出してみましょう!
紙パレットの上に、あめ玉2個分の油絵の具を、白以外の全色だしていきます。
今回のタイトルは「ペタコロサッサ」
まずは“ペタ”
ペインティングナイフを使って、ペタペタとキャンバスにうすく色を塗っていきます。
(1日で描くので、絵の具には速乾メディウムを混ぜています。)
パレットに出した全部の色を塗ります。
ペインティングナイフをはじめて持つ子ども達。
最初は少しぎこちなかったですが、「バターを塗るように」という油井さんのアドバイスでどんどん色をのせていきます。
全部の色を塗って、白い部分が残らないようにキャンバスをカラフルな絵の具で覆いました。
次は“コロ”
ここまで使っていなかった白い絵の具が登場。
白やピンク、水色、薄い緑色など明るい色の絵の具をたくさんつくります。
ローラーを使って絵の具をのばし、先ほどのキャンバスの上でコロコロ転がします。
キャンバス全体が明るい色に覆われていきます。
次に、描くために準備してきたモチーフや写真などを元に、紙に色鉛筆でスケッチします。
このスケッチを元に、先ほど画面を覆った絵の具をペインティングナイフでひっいて下描きをしていきます。
ひっかくことで、一番最初に塗った地の部分が見えてきました。
下描きを終えたら、最後は“サッサ”
パレットで描きたいものの色の絵具を作り、筆でサッサ~と描いていきます。
油井さんからのアドバイスをもらいながら、どんどん描いていきます。
じっくり1日のワークショップでしたが、集中して制作に取り組んでいました。
”ペタコロサッサ”で作品が完成しました!
みんなにとって、油絵の具で描いた作品の第一号です!
裏にはタイトルや日付け、サインなどを記入しました。
油井瑞樹さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!