創作プログラム「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」④
創作プログラム「木彫の鑑賞と制作~佐藤玄々の動物彫刻をたよりに~」
11月25日(日)、全4回の講座も最終回を迎えました。
彫りが終わった方から着色と塗装に入っていきます。
午前中は、彫刻刀を使った細かい彫りの作業やヤスリがけなどをします。
みなさん黙々と制作を進めていました。
終わった方から、着色をしていきます。
今回は、オイルステインととのこを混ぜ(色が濃い場合はペイント薄め液で薄めて)、刷毛で塗っていきました。
着色されると、作品の雰囲気もだいぶ変わっていきます。
乾燥したら、ウエスにワックスをつけ作品にすりこんでいきます。
しっかりすりこんでいくと、徐々にツヤが出てきます。
みなさんの作品ができたところで、作品を持ち寄り、鑑賞会をしました。
ひとりひとり、どんなイメージで作ったのか、こだわった部分や難しかったところなど、自由にお話していただきました。
自分が木彫を作ってみたことで、玄々の作品の見え方が変わったとお話しになっていた方もいました。
約一ヶ月の間、ほぼ毎週末一緒に制作してきたみなさん。
和やかな雰囲気で鑑賞会が進みました。
最後に、作品を持ち黒沼さんを囲んで集合写真!
約一ヶ月間講師をしていただいた黒沼さん、そしてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
玄々展、会期終了まであと少しです。
12月16日までですので、ぜひご来館ください。