移動展「ふるさと会津の人と四季」がはじまりました!
当館は施設改修のため、4月6日から約1年間の休館に入りました。
休館中の2015年度は、福島県内の4カ所で収蔵作品による移動展を開催します。
第一弾の会場は、会津若松市にある福島県立博物館。6月21日まで、「ふるさと会津の人と四季―福島県立美術館名品展―」を開催しています。
この展覧会では、会津出身・ゆかりの画家15作家、約60点の作品をご紹介しています。
博物館に入ってすぐ、広いエントランスホールに小川芋銭《鍾馗図》が展示されています。かなり迫力があります。
三島町出身の日本画家、酒井三良の作品が並びます。昨年度収蔵した《冬暖》は、県内初お披露目です!
他にも会津出身・ゆかりの日本画家たちの作品が勢ぞろい。
会津では多くの水彩画家たちが輩出されました。
こちらには会津若松出身の画家、渡部菊二の作品が並びます。鮮やかな色彩と大胆な構図が目を惹きつけます。
最後に「会津の冬」シリーズで知られる、会津坂下町出身の斎藤清。墨画と版画をご紹介しています。
豊かな自然に囲まれ悠久の時を刻んできた会津地方は、美術愛好家の支援もあり、美術を育む風土が脈々と息づいています。
奥深い会津文化の魅力を、ぜひ会津の福島県立博物館でお楽しみください!
■これから開催予定のイベント
・5月16日(土) 13:30~ ギャラリートーク(解説:県立美術館学芸員)
・6月6日(土) 13:30~ 公開対談「喜多方美術倶楽部をめぐって」
出演:後藤學氏(喜多方市美術館館長)、増渕鏡子(県立美術館学芸員)
・6月21日(土) 13:30~ ギャラリートーク(解説:県立美術館学芸員)
いずれも博物館企画展示室にて開催。申込み不要です。ぜひご参加下さい!
■お問い合わせ
電話(県立博物館):0242-28-6000
博物館ホームページ:http://www.general-museum.fks.ed.jp
S.Y.