創作プログラム「自分だけの布をデザインしてプリントしよう」開催しました

12月16日(日)、当館実習室にて創作プログラム「自分だけの布をデザインしてプリントしよう」開催しました!

講師はテキスタイル作家であり、アートユニットFRIDAY SCREENとしても活躍されている坂内まゆ子さんです。

北欧では寒い冬、家の中で楽しく過ごすために明るくカラフルなデザインの布をインテリアに取り入れます。

福島もこれからどんどん寒さが増していく時期です。

今回はシルクスクリーンを簡易的にした技法で、親子で考えたデザインを布にプリントしていきます!

完成した布はそのまま飾ったり、小物用の生地として使うことができます!

 

まずは、坂内さんからシルクスクリーン版の作り方について説明。

木枠に張った目の細かい布(テトロン) に、自分がつくりたい形に切った紙を置き、版をつくっていきます。   

坂内さんの説明を聞いた後、デザインを親子で話し合いながら考えていきます。

紙にイメージを簡単にスケッチし、難しそうなところを坂内さんに相談します。

今回は基本的に2つの版をつくり、2色でデザインを考えてもらいました。

 

デザインができたら、今度は版をつくります。

カッターやハサミを使って、紙を切り抜いていきます。

版ができたら、今度は刷りの作業です!

イメージに合わせてインクの色を選びます。

坂内さんから刷りの流れやスキージの使い方などについて、説明をいただきました。

布の上で模様を刷りたい部分に紙を置き、その上に木枠を重ねます。

その上からスキージを使ってインクをのせていきます。

 

スキージの扱いに慣れてくると、みなさんどんどん刷っていきます。

一人が木枠をおさえ、もう一人がスキージで刷る。

この作業を繰り返しながら、親子で協力して刷っていきます。

 

 1版目が終わったら、今度は2版目。

全体のバランスを考えながら、刷っていきます。

 

インクが乾いたら、最後にアイロンをあてて定着させます。

熱を加えることによって、布を洗濯しても落ちなくなります。

 

部屋を彩る素敵な布が完成しました!

オリジナルの布はそのまま飾っても、バッグや小物入れ、クッションカバーをつくることもできます。

つくるのも楽しいですか、この後どのように使うか考えるのも楽しみです。

講師をつとめていただいた坂内まゆ子さん、参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!