どきどきわくわく!ピンホールカメラ体験2日目
ピンホールカメラ体験2日目。
昨日作成したネガから、ポジのプリントをつくります。
その前に、1日目に千葉さんからお話があった光学装置「カメラ・オブスクラ(暗い小部屋)」を実習室の部屋全体で作る実験をしてみました!
窓をふさいだ段ボールに穴をあけてみると・・・・
最初は何もうつっていないように見えますが、ゆっくりと実習室全体に反転した外の像が浮かび上がって見えてきます!
実際の外の風景はこのような感じ。
白い車と黒い車、そして木々と信夫山がくっきりと浮かび上がっています。
真っ暗にした部屋に、たった一つの穴をあけることで、大きなカメラ・オブスクラができあがりました!
きれいに浮かび上がる像に、カメラの原点を見ることができ、私にとっても貴重な経験になりました。
いよいよポジのプリントです!
まずは千葉さんにネガポジ反転現像の手順を説明していただきます。
昨日体験したネガの現像作業に、反転露光の作業が加わります。
黒っぽいネガは露光時間を長めに、白っぽいネガは露光時間を短めにすることがポイントです。
説明を受けた後、2つのグループに分かれて作業に取りかかりました。
自分のネガに適した露光時間をつかむのはなかなか難しく、みなさん試行錯誤しながら進めていました。
プリントが終わると、紐に吊して乾燥させます。
みなさん現像にも慣れ、熱中してどんどん作業を進めていきます。
お昼休憩を短縮して現像作業に取り組んでいる方々もいました。
水洗して乾かしている間に、千葉さんが撮影してきた写真についてご紹介いただきます。
スライドを使いながら、どのような技法を使っているのか、そしてどのような想いを込めて一枚一枚の写真を撮影しているのかなどお話しいただきました。
一枚の写真に込めた想いについて、作家本人から聞く機会はなかなかないので、みなさん熱心に聞き入っていました。
最後に、受講者のみなさんにピンホールカメラでの撮影を体験した感想を聞きながら、鑑賞会をしました。
それぞれこだわりの1枚が出来上がりました。
お気に入りの1枚を選んで、みんなで記念撮影!
千葉さん、ご参加いただいたみなさまありがとうございました!