創作プログラム「窓に描くクリスマス」を開催しました
12月18日(土)、当館実習室、庭園にて創作プログラム「窓に描くクリスマス」を開催しました。
講師は南相馬市在住の画家で絵本作家の小原風子さんです。
今回のワークショップは、みんなでフロッタージュした紙を使って、大きな窓をキャンバスにもみの木やクリスマスの風景を描いて、切って、ちぎって、貼って、つくっていきます。
当日の天気は雪。
まずは、フロッタージュの材料になる葉っぱや実などを採りに、美術館の庭園に。さむい!!!
次に、寒さに負けずにあつめた葉っぱや実を、実習室でフロッタージュします。葉っぱの上に半紙を置き、上からクレヨンなどでこすり、かたちをうつし取ります。
実習室の中の凸凹も探して作品にします。
さらに、等身大の自分を窓に飾るべく、大きな和紙を使って、自分で考えたポーズを型取りしてもらいます。そこに自分の顔を描いていきます。
そして、こんにゃくのりで等身大の自分を窓に貼り付けます。
午前中の活動は、ここで終了です。
午後は、窓に貼り付けたもみの木や等身大の自分に、フロッタージュしたものを使っておもいおもいに制作していきます。
風子さんが海から拾って集めてくださった貝も飾りつけました(こどもたちに大人気だった貝は“ナミマガシワ”といい、幸せを呼ぶ貝といわれているそうです)。
窓にむかって夢中で制作しました。
シンプルな大窓が、躍動感あふれるアート作品に変わりました!信夫山をバックに、たのしく遊ぶ冬景色の作品ができあがりました!
最後にみなさんで鑑賞しました。
のびのびと、また集中して活動されていたので、完成後のみなさんのお顔は充実感に満ちていました。「たのしかった!」「またやりたい!」とのお声、ありがとうございました!
すてきな時間をつくってくださった風子さん、ほんとうにありがとうございました!