アートなおはなしかい開催しました!
7月21日(土)、おとなりの図書館さんと一緒に、アートなおはなしかいを開催しました!
今回は当館で開催中の企画展「イラストレーター安西水丸」に合わせた内容です。
テーマは「がたんごとん で でかけよう」
水丸さんが作った『がたんごとん がたんごとん』の絵本を元に、図書館さんではよみきかせを、美術館では展示室の作品をみた後、みんなで工作をしました。
まずは図書館さんでの活動です。
はじめに『がたんごとん がたんごとん』、『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん』を読んでいただきました。
今回は鉄道に関する本が中心です!
こんなに大きなサイズの絵本も!これは『しゅっぱつしんこう!』という絵本です。
他にも、運転席から見る景色を知ることができる本や、カードづくりの本など、楽しい本をたくさん紹介していただきました!
よみきかせのあとは、ちょっと暗い通路(連絡通路)を通り美術館へ。
エントランスに到着すると、子ども達から「天井たかーい!」という声も聞こえました。
初めて美術館に来る子も多かったようです。
エントランスホールで簡単なクイズをした後、みんなで展示室へ。
展示室で、先ほど図書館さんで読んでもらった絵本『がたん ごとん がたん ごとん ざぶん ざぶん』の原画と出会います。
絵に近づいてよーくみてみると・・・水丸さんがどうやって絵本の絵をつくっていたのか分かります。予想外の作り方に子ども達もびっくり!
(まだご覧になっていない方は、ぜひ会場でご覧ください)
さらに、展示されているラフと、実際に絵本になった絵の原画を見比べてみます。
「あ、◯◯がいない」「◯◯◯はいるよ」などと、色んな発見があります。
ふだん見ている絵本も、原画を見ることでまた違った楽しみ方をすることができます。
次は工作。実習室に行き、オリジナルの「がたんごとんカード」を作ります!
まずは、汽車に乗ってどこへ行きたいかな?
汽車が走っている場所を想像してみます。
場所を決めたら画用紙を切ってカードの台紙に貼っていきます。
列車が走る地面ができたら、その上に汽車をのせて貼ります。
(今回は汽車は切ったものを準備しました)
「この汽車、何か足りない感じがしない?」
スタッフからの問いかけに、「顔!」とすぐに答えがでてきます。
目の大きさや形、眉毛の角度や口の形で、顔から受ける印象が異なります。
うれしい、おこっている、かなしい・・・ちょっとした違いで、いろいろな表情を描くことができます。
まずは、汽車に顔をかいてあげよう!
白いペンを使って、顔を描いてあげます。
ここまでできたら、汽車に乗るお友だちを作ります!
だれを乗せてあげようかな?
みんなそれぞれ乗せたいお友だちを考え、画用紙を切り抜いていきます。
ハサミを使うのが苦手な子は、スタッフが切って準備していた動物やくだものに顔をつけ、乗せてあげます。
汽車はぽけっとのようになっているので、お友だちの乗り降りが可能です。
好きな動物や、好きな食べ物など、思い思いに作り列車に乗せていきます。
地面に桜が散る中を走ったり、お花が咲いている横を通ったり、海の上を進んだり・・・
みんなそれぞれ工夫をこらした、楽しいがたんごとんカードが完成しました!
絵本の中の汽車が、いろいろな場所を、たくさんのお友だちと旅するカードになりました。
参加いただいたみなさま、図書館スタッフのみなさま、ありがとうございました!