創作プログラム「多色木版画の制作」4回目
10月29日(日)、「多色木版画の制作~木目と色彩のハーモニー~」4回目を開催しました。
4回連続で開催してきたワークショップ。今回が最終日です。作った版を、刷る作業に入ります。
太田先生からの刷りの手順について説明を聞いた後、みなさんそれぞれ刷りの作業に入りました。
ローラーにつけたインクをそれぞれの版にのせ、どんどん刷っていきます。
版を重ねて置く時にずれないよう、みなさん緊張感がただよいます。
プレス機のハンドルをまわし、版と紙を通します。
版木をとった瞬間が一番たのしみな時間です。
刷ってみるまでどうなるか分からないところも版画の魅力のひとつです。
イメージと違った時には、彫り足りなかった部分やのせるインクの量を修正してみます。
最後は鑑賞会!
それぞれ刷った中から数枚選んでもらい、作品について紹介していただきました。
どんな風景をモチーフにしたのか、難しかったところはどの部分か、そしてこだわった点など・・・。
みなさんそれぞれ描いているものが全く異なり、バリエーションに富んだ作品が完成しました!
最後に鉛筆でサインとタイトル、エディションを記入します。
みなさん素敵な作品ができ、「額はどうしようかな」という声も聞こえました。
刷った色合いによって印象が全く異なるので、「季節ごとに変えるのもいいかな」という感想も。
ぜひ額装してご自宅に飾っていただきたいです!
4日間にわたり講師をしてくださった太田先生、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!