芸術鑑賞講座を開催しました

8月13日(土)、当館前館長・早川博明氏による「芸術鑑賞講座ー名画との対話」第2回目を開催しました。

 

今回ご紹介した作家は、ベラスケスです。

17世紀バロック期にスペインで宮廷画家として活躍した人物で、庶民から王侯貴族まで幅広い人々をモデルに描いた肖像画や、宗教画など数多くの名作を生み出しました。
後世の芸術家にも多大な影響とインスピレーションを今もなお与え続けている、西洋美術史の偉大な巨匠の一人です。

構図の斬新さや、大雑把な筆遣いながらも離れて見るときらびやかに見えるテクニックなど、ベラスケスの凄さを作品画像を通して鑑賞しました。

モデルとして描かれた王族の運命はその後明るくはなかったかもしれませんが、絵の中で生き生きと輝いている姿を見ると、ベラスケスが宮廷画家として王族にとても大切にされていたことが納得できます。

 

  

ご参加いただいたみなさま、早川さん、ありがとうございました!

 

次回第3回目の講座は、
日時:10月8日(土) 10:30~12:00
テーマ:「バロックの巨匠たち(3)-レンブラント」
です。

会場は講堂、受講申込みは不要ですので、開催日に直接当館講堂までご来場ください(聴講無料)。

 

次回以降の予定については下記のページに載せております。
芸術鑑賞講座

 

ご来場を心よりお待ちしております。