活用事例紹介
先生方からのアンケートより②
福島県立美術館アートカード「ぽけっとアート」を活用された先生から、実践についてアンケートにご協力いただきました。
先生方からの感想などをご紹介します。
●学校:伊達市の小学校
●使用した学年・人数:3年生~6年生 計52名
●使用の目的:授業、5年生は美術館見学の前
●1セットあたり:4、5名で使用
●あそびかた
●先生からの感想
・5年生は、美術館に行く前に使用したところ、実際に本物を見てカードを思い出していた。
・3年は、お気に入りのカードを1枚選び、ヒントを4つ出し、そのカードを友達にあててもらうゲームをした。
全員のカードをあてることができて、大いにもりあがった。
実践紹介⑦ 桜の聖母学院小学校3
子ども達には、実際に展示を見てもらい、作品の前でギャラリートークをしてもらいました。
活動を通して、どんなことを感じたのか一部ですがご紹介します。
最後に、ご来館いただいた方々からの感想を一部ご紹介します。
●きらきらした作品に、きらきらしたみんなの心がまじり合って、とっても発見のある展覧会でした。ありがとうございます!
●分かりやすく展示され、その絵にひたれました。さまざまな絵の感情が伝わってとても良いと思いました。
●小学生とは思えない作品の展示の仕方に驚きました。作品をよくみる、ということがきちんとできているから、まとまった展覧会になったのだと感じました。これからも美術作品の楽しみを伝えてほしいと思いました。
●美術品の展示配列がとても見やすくて感心しました。また、みなさんの展示物に対する感想、視点に学ぶ所が多くこれまた感心しました。いい展示をありがとうございました。
●発表会お疲れさまでした。皆さん上手に話ができていました。皆さんは普段美術館に行くことはあまりないと思いますが、今回の授業をきっかけに色々な美術館や博物館といった場所に興味を持って、たくさんの物を見たり、触れたりして新しい発見をしてください。
●子ども達の新鮮でハッとする感想や言葉に刺激や元気をもらいました。どうもありがとうございました。
● みなさんの作品から想像したコメントを作品と併せてみてみると、作品だけを見るよりも、何倍も楽しく味わうことができました。
●主題名(タイトル)から作者の描きたいテーマ(主題)を想像してみるだけでなく、意外なものの見方(桃、牛)などを知ることができて、見方がひろがりました。絵を観る(見る)、そして「読む」ことも大事ですが、「感じる」ことも面白くためになると思いました。ありがとうございました。
~団体で来た、同じ5年生の子ども達からの感想~
●いろいろな作品があって、その中にはぼくの知っている作品もありました。ぼくはあまり美術館に行ったことがなかったけど、楽しくてまた来たくなりました。
●一つ一つの作品の配置が良くて、すごいものと分かる。「NE.Blue,Blue,Blue and Blue」の作品は、まわりはサラサラしていそうで、真ん中はキラキラしていて、ザラザラしていそう。
●「NE.Blue,Blue,Blue and Blue」の作品がひんやり冷たそうで、真ん中の色がこい部分は近くで見るときらきらしていて雪みたいだなと思いました。
●「トンネルの向こうの光」は、まんなかがあいていて光を通せばいい感じになっていておもしろい。
桜の聖母学院小学校のみなさん、ご協力いただいた先生方、ありがとうございました!
※この展覧会は「平成29年度文化庁 地域の核となる美術館・博物館支援事業」のひとつして開催しました。
実践紹介⑦ 桜の聖母学院小学校2
子ども達が考えた展示プランを元に、福島県立美術館で展覧会を開催しました!
実践紹介⑦ 桜の聖母学院小学校1
先生方からのアンケートより①
福島県立美術館アートカード「ぽけっとアート」を活用された先生から、実践についてアンケートにご協力いただきました。先生方からの感想などをご紹介します。
●学校:田村市の小学校
●使用した学年・人数:学年不明 58名
●使用の目的:授業、美術館見学行事の前後
●借用セット数:3セット
●1セットあたり:3~5名で使用
●あそびかた
●先生の感想
・子ども達は、美術館で実際に作品を見たときにカードと違っていて、大きさや雰囲気に驚いていました。
・作品の特徴を感じ取っていて、よい経験となりました。楽しく遊んでいてよかったです。
実践紹介⑥ 福島市立福島第四中学校
「福島四中からの発信~しあわせアートプロジェクト」
対象●2年生、企画委員会
担当教諭●丹野淳美先生
実施期間●2016年11月~2017年2月
内容
学校で展覧会のテーマを考え、テーマに沿ってアートカードを使って作品を選び、展示プランを立てた。大きなテーマを「しあわせ」に設定し、しあわせになるには特にどんな気持ちが必要かという問いかけに5つの気持ちを挙げ、各クラスの小テーマとした。
~各クラスのテーマ~
●感謝すること
●挑戦すること
●個性を尊重すること
●思いやりをもつこと
●信じること
【2年生美術科授業】
①10人程度のグループでアートカード全てを広げ、テーマに合うと感じた作品1枚を選ぶ
②選んだカードから、タイトルや作者、作品から想像したことなどをプリントに記入する
③自分が選んだ作品の解説文を、全員発表し、クラスで作品を数点に絞る
【企画委員会】
生徒会を中心とした企画委員会の生徒が、展示室の模型と「大きさくらべシート」をパネルに貼った作品のミニチュア模型を使い、作品の配置や順番などの展示プランを考えた。
①各テーマで選ばれた作品の整理
②小テーマごとの作品の選定
③作品を展示する順番、位置を考える
~先生の感想~
何かに「効果的なアートを選ぶ」課題はこれ以前にも行っていましたが、今回はカードを使用することにより、すべての作品を並べて見ながら選べるので、選定が楽しくスムーズにできました。
実際に美術館に展示してもらえる、ということで、モチベーション高く活動できる生徒が多かったです。普段は文章表現を好まない生徒も、長い解説文を書いていたりしました。
今回は10人強あたり1セットをひろげました。「他の人とかぶらないセレクト」としたので、バラエティーに富んだ選定になりました。
実際の展示風景
「Gallery F コレクション再発見展」2017年2月18日(土)~3月12日(日)
「実践 福島県立美術館アートカード」の中で、生徒達が考えた展覧会を、実際に作品を展示し再現しました。*平成28年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
実践紹介⑤ 会津美里町立高田中学校2年生
*平成28年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業のひとつとして実施しました
実践紹介④ 国見町立国見小学校4年生
実践紹介③ 福島市立森合小学校4年生
実践紹介② 桜の聖母学院小学校6年生
実践紹介① 福島市立信夫中学校2年生
■=休館日