「イラストレーター 安西水丸」展 始まりました!
2018年7月8日 10時27分「イラストレーター 安西水丸」展が始まりました!
安西水丸(1942-2004)は、1970年代より多方面で活躍したイラストレーターです。
村上春樹氏とのお仕事や、名作『がたんごとんがたんごとん』や『ピッキーとポッキー』などの絵本がよく知られています。
また、絵を描くだけでなく、小説やエッセイも手掛けました。
今回の展覧会では、そうした水丸さんの生涯のお仕事の全貌をイラストレーションの作品を中心にご紹介しています。
入り口の壁には水丸さんの言葉が。 生涯にわたり「その人にしか描けない」「魅力のある絵」を目指しました。
皆さん、真剣に、そして楽しげにご覧になっています。
当館の重要な収蔵作家のひとりに、アメリカの作家・ベン・シャーンがいますが、水丸さんも大きな影響を受けています。
そうした学生時代の作品や、少年時代に描いた絵(とてもお上手です!)なども展示しています。
また、水丸さんの制作方法についても、実際にお使いになっていたパントーンの切り抜きや映像とともにご紹介しています。
公私ともに深いおつきあいのあった、嵐山光三郎氏、村上春樹氏、和田誠氏ら3氏とのお仕事についてのコーナーもあります。
そして、最後には、あの本のあのシーンが大きくなって登場です! ぜひ一緒に写真を撮ってくださいね。
グッズもたいへん充実しています。どれもこれもかわいいです。
なお、図録をお買い上げの方、先着100名にポスターをプレゼントしています。
ぜひお越しくださいませ。