カテゴリ:震災関連
除染レポート
2012年の2-3月、美術館・図書館の敷地内の、前庭の芝生を全てはがし、土を剥いで新しい芝生に植え替えるという作業をしました。その様子は以前のブログでご紹介しました。
一昨日、12月21日から、植栽のところを中心とした除染第二弾が始まりました。
今回は、植え込みの部分の落ち葉を取り、土を剥ぐ作業、そしてコンクリートや玉砂利を高圧洗浄します。
初日の21日は、まずは美術館の裏の植え込みから作業が始まりました。
植木を痛めないようにしながら、土を剥ぐというなかなか大変な作業です。
これから2月末までこの作業が続きます。
雪や雨が降ったら、作業はお休み。
この厳しい季節に大変ですが、少しでも線量を下げるために皆さん頑張って下さいます。
よろしくお願いいたします。
作業の様子は随時アップしていきたいと思います。
A.Y.
あっ!もうナイ!・・・除染作業続いてます。
美術館にとって年度末を象徴する重要な委員会があったり、かの有名な(そんなでもない?)美術鑑賞サポートツール「アート・キューブ」のガイドブックやチラシの発送作業に追われてブログ更新もちょっと途切れておりました。
今日、発送作業が一段落したので、除染の模様を確認しに行ったら、
「あっ!もうナイ!」
↑つい先日までうず高く積み上げられ、ブルーシートをかぶせられていた汚染芝が姿を消しています!
↑と、視線を右に移すと・・・。そう。先日掘削していた大穴に、すでに埋め立てられているのです。
後方では汚染芝をすくい上げ、ダンプカーに載せていくブルドーザーの姿が・・・。
↑大穴は汚染芝でマンタン状態。
↑ブルドーザーがせっせと汚染芝をすくい上げています。
↑ダンプカーは、例の大穴に汚染芝を放り込んでいます。
↑それにしても、この台形に盛られた土は何でしょう。不思議。
上に雪が積もり、不謹慎ながら、砂糖がけしたチョコレートケーキにも見えます。シュールな情景です。
もしかして、あの台形に盛られた土は、穴を埋めるフタの役割をする土なのでしょうか?
かぶせる土の放射線量は十分に低いということです。
(吉)
今日はマスクOK!
除染レポート、三日連続でさすがに気がひけてまいりました。
もしご不満の方あらば(「うんざりしたからやめて~」とか「もう分かったよ!」とか・・・)、当館までご連絡下さいませ・・・。
さて、今日はほとんどの芝を削り取り終わり、かき集めてブルーシートをかぶせていました。
↑「よっと!」。作業員さんたち、重しとなる土嚢を放り投げています。
土嚢でブルーシートの各所を押さえて固定。
今日はマスクをしていらっしゃる方、多いようです。OK!
↑その前景には、古代遺跡のように台形に盛り上げた土(気になる・・・。なにこれ?)と、汚染芝を埋め立てるための巨大な穴が・・・。
↑ブルーシートをかぶせられ、土嚢で固定された汚染芝。
後ろのトラックと比較すると、巨大な盛り土ならぬ、盛り汚染芝であることが分かります。
↑さっぱりきれいに。くどいようですが、芝を取り除いて0.3μSV/時。
(吉)
着々進行中・・・除染のことですが。
当館前庭の除染工事ですが、着々進行中です。
本日は池の脇、正面部分の芝生はがし作業が行われています。
↑ほとんどはがされました。小さく見える人影は荒木学芸員。
インフルエンザから復帰第1日目に、放射線量測定。
気になる値は約0.3μSV/時とのことです。以前の1/6~1/7に激減しました。
↑これなんだと思いますか?はがされた芝です。ものすごい量です。
↑近くで見るとさらに迫力です。
↑こちらでは、穴掘り続行中。
↑穴の隣には、土が台形に積み上げられて、まるで古代遺跡のようです・・・。
今日はマスクをしていらっしゃる作業員さんもいましたが、していらっしゃらない方も。
総務課長が、作業員さんにマスクをするよう言ってくれるとのことでしたので、少し安心しました。
作業員さん、マスクをしてください~。
(吉)
除染なう。穴掘り中!
前回の除染工事レポートが思いのほか好評でしたので(美術館たるもの、こんなことで好評になりたくないです・・・)、第2弾です。
進展があるたびに、ご報告したいと思います。
今回は昨日2月16日の模様です。
工事はさらに進んで、除染芝を埋め立てる巨大な穴を掘削しています。
↑穴の大きさ15×10m、深さ6m。完成半ばですが巨大です。もうちょっと近くに寄ってみましょう。
↑・・・でかい。
↑何度も言うようですが、作業員さん、マスクして~!1.6~2.0μSV/時の土煙もうもうです・・・。
ところで、本日2月17日朝の福島市は一面の銀世界でした。
除染作業も滞りがち・・・。
↑ヤレヤレ。どうしようかと相談中。
↑最近きな臭い画像が多いので、サービスショット(?)。景観だけは以前のとおり美しいんですけどねぇ。
(吉)