2020年10月の記事一覧

「リトルモンスターを作ろう!」開催しました。

10月17日(土)創作プログラム「リトルモンスターを作ろう!」を福島市子どもの夢を育む施設こむこむ「つくろうの部屋」で開催しました。

講師は画家の宮嶋結香さんです。

今日のワークショップでは、ボトルキャップフィギュアをベースに、コルク粘土で形を作り、木の実やボタンなど、身近にある素材を使って、自分だけの小さなオリジナルモンスターを作ります!

 

 

宮嶋さんから作り方を聞いて、フィギュアと粘土を受け取ったら制作開始です!

 

 

フィギュアにコルク粘土をつけて自由に形を作ります。

 

 

形ができてきたら、木の実、木の枝、ビーズやボタン、貝殻などをつけていきます。

 

 

いい感じです!この後、粘土の表面を乾燥させて色を塗ります。

 

 

 

 

 

真剣に丁寧に工夫しながら色を塗っていきます。まるで職人です。

 

最後は全員のオリジナルリトルモンスターの撮影会です。どの作品も魅力的です!

分解して要素を加えて創り上げることで表現の幅が広がりました。

 

宮嶋さん、参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

共催 福島県立美術館 公益財団法人福島市振興公社

創作プログラム「三原色で描く水彩画」開催しました!

8月31日(月)より、当館は改修工事のため休館に入りしました。
そのため、普段は美術館の実習室で開催している創作プログラムを、福島市内の会場をお借りして開催しています。

9月13日(日)、福島市アクティブシニアセンターAOZさんで「三原色で描く水彩画~入門編~」を開催しました!


講師は画家で上越教育大学准教授の伊藤将和先生です。
伊藤先生は西会津町のご出身です。

色と色とを混ぜ合わせることで、多彩な色を作り出すことができます。
今回の講座では、色の三原色(マゼンダ赤・シアン青・イエロー黄)のみを使用して、水彩画を描きました。

まずは色の基本や描き方について、スライドで説明していただきました。
 

構図の取り方、明度、彩度、色相。人は色をどのように捉えているのか。
補色の関係…などなど、実験なども交えて丁寧にご説明いただきました。

では、実際に描いてみましょう!
まずは赤、青、黄色の絵具をパレットに出して混色をし、色相環を作ってみます。

ウォーミングアップが終わったところで、本日のモチーフ選び。
今回のモチーフはスイーツ。
ケーキやタルトなどの中から、描きたいものを1つ選びます。

 


鉛筆でモチーフの形をとっていきます。
構図が大体決まってきたところで、午前中は終了。

お昼休憩をはさみ、午後は自然な色調でモチーフの色を再現していきます。

今回の講座で使った絵具は、青、赤、黄色のみ。
何度も塗り重ねながら、モチーフの色に近づけていきます。
同じような赤でも、青みが強い赤もあれば、黄色みが強い赤、くすんだ赤もあります。
よーくモチーフを観察しながら、色を近づけます。
最後に影を描くと、立体感が増します。

ワークショップ中に、並行して伊藤先生もタルトを描いていました。
できあがった絵をご覧になりながら、みなさん伊藤先生に質問をしていました。

最後に、受講者全員の作品を持ち寄り鑑賞会。
お互いどのような絵が完成したのか、みてみます。
いくつかの作品については、伊藤先生からコメントをいただきました。

伊藤先生、ご参加いただいたみなさま、AOZスタッフのみなさま、ありがとうございました!


引き続き、来年春ころまでAOZさんやこむこむさんを会場にワークショップを開催します。
HPで募集案内を掲載しますので、ぜひご参加ください。