カテゴリ:企画展

ポーラ美術館展 2万人達成!

ただいま開催中の「ポーラ美術館コレクション モネからルノワール、ピカソまで」展。

25日には来館者2万人を達成しました。

 

 

当日は担当学芸員によるギャラリートークも行われました。

モネやルノワールと同じ時代を生きた批評家たちの言葉を交えながら、いくつかの作品の魅力に迫りました。

 

今では名の知られた彼らも、当時は辛辣な批判を受けていました。

それまでの伝統を打ち破って、新しいものを生み出そうとするとき、

そのあまりに革新的な表現方法が受け入れられるのには、時間がかかるのですね。

 

 

次回のギャラリートークは6月1日(金) お楽しみに!

 

 

会期も残すところあと一か月を切り、いよいよ盛り上がってきました!

この機会に、ぜひ美術館へ足をお運びください。

 

なお、美術館駐車場は数に限りがありますので、こちらにお越しの際は、

公共交通機関のご利用をおすすめいたします。

 

 

ポーラ美術館展 1万人達成!!

5月10日(木)、ポーラ美術館コレクション展の来場者が1万人を突破しました!

1万人目の方は、山形県からお越しの菅野ご夫妻。実行委員会を構成しているテレビユー福島の信国一朗社長から二人に図録などの記念品をお贈りしました。おめでとうございます!

菅野ご夫妻とTUF信国社長

 

また、翌日の11日には担当学芸員によるギャラリートーク第1回目を開催しました。

展覧会の概要と作品数点に焦点を絞り、解説いたしました。

みなさん熱心に話に耳を傾けています。ご参加いただきまして、ありがとうございました!

 

ギャラリートークはあと3回、下記の日程で開催予定です。

日時:5月25日、6月1日、6月15日(いずれも金曜)  14時から開始

場所:企画展示室(要・観覧券)

 

珠玉の作品達にみなさま是非会いに来てください!

ポーラ美術館コレクション展開幕!本日入場者5千人を達成しました!

「ポーラ美術館コレクション―モネ、ルノワールからピカソまで」展が4月28日に開幕しました。本展は、箱根にあるポーラ美術館が誇るフランス近代美術のコレクションから計20名の作家の作品72点を紹介する内容となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして本日、入場者が早くも5千人を突破しました!記念すべき5千人目のお客様は、喜多方市からお越しの平方さんご一家です。当館の鶴見副館長から記念品を贈呈しました。鑑賞を終えたのち、平方さんは「実際に見る作品はどれも素晴らしくて、ぜひ知り合いにも薦めたいです。」と笑顔でお話していました。

 平方さんご一家と鶴見副館長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****************************************

このように感動のお言葉を頂けた展示作品たちが一体どのようなものなのか、気になりますね。展示室を少し覗いてみましょう。

↓↓↓

本展は美術史の流れに沿う形で3章構成により作品を紹介しております。

1章では、近代絵画の扉を開いたマネから始まり、モネやルノワールなど印象派の画家たちの作品を展示しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ モネはなんと8点出品。このコーナーだけでも充分見応えがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本展目玉の《レースの帽子の少女》。これを含めルノワールの作品8点に関しては写真撮影ができます。よい記念になりますね。撮影に関する注意事項は当館で必ずご確認下さい。

 

続いて2章は、はじめにゴーガンやセザンヌなどポスト印象派の作品が並びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ セザンヌは5点出品されます。素晴らしい作品ばかりです。こちらのコーナーもお見逃し無く!

そのほか、フォーヴィスムを代表するマティスや、ボナール、デュフィなど鮮明な色彩表現を特徴とした作家たちの作品が一堂に会しております。当時の華やかなパリの様子や雰囲気が伝わってくる素敵な空間です。

 

最後の3章は、ブラックとピカソの作品12点を展示しております。特にピカソはキュビスムを生み出した時代から晩年の作品まで、画風の変遷をたどれる内容となっております。

 

以上、ここでは一部のみのご紹介のみのご紹介しかできませんが、他にも展覧会を一層楽しめる各種イベントやお得なサービス等を多数揃えております。詳細は本展公式ホームページでご確認ください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

ギャラリーF 小学生によるギャラリートーク開催!

2月17日(土)、当館企画展示室にて桜の聖母学院小学校5年生によるギャラリートークを行いました!

今回で2回目となった「実践 福島県立美術館アートカード」。

今年度から貸出を開始した当館アートカード『ぽけっとアート』を使い、子ども達に展覧会を考えてもらいました。

桜の聖母学院小学校のみなさんは、「みて、かんじて、あじわう展覧会」というタイトルの展覧会をつくってくれました。

 

展覧会を考える際は、はがきサイズのアートカードでしか、ほとんどの作品を見ていません。

ギャラリートーク本番の日、子ども達は自分たちが考えた展覧会の会場と選んだ作品を初めて見ました。

カードで見た時には、実際の大きさや質感までは分かりません。

作品を実際に見ると、予想よりも大きかったり、小さかったり・・・。

ツルツルしていたり、ザラザラ、デコボコとしていたり・・・。

 

 

実際に見た感想なども踏まえて、発表の原稿を付け足したりします。

ひととおり見た後は、実際に使うマイクや道具を使いながらリハーサル。

先生からのアドバイスをもらいながら、練習を進めていました。

 

いよいよギャラリートーク本番です!

保護者の方もふくめ、たくさんの方々が集まりました。

展覧会ができるまでにどんな活動をしたのか、ゲームなどの実演も交えてお話ししてくれました。

作品について話しているときは、となりにいるお友達がカードをお客さんに見せたりと、協力しながら発表を進めていきます。

 

今回の展覧会は、以下4つのグループに分かれて作品を選んでいます。

◆聴覚グループ・・・〇〇の音、声、曲などが聞こえてきそうな作品

◆触覚グループ・・・(さわったら)〇〇そうな作品 

◆嗅覚・味覚グループ・・・〇〇のにおい、かおり、味がしそうな作品

◆気持ちグループ・・・〇〇な気持ちがする作品


それぞれ、選んだ作品の近くに立ち、どのようなことを作品から感じたのか発表します。

 

最後に、保護者の方や来場者の方からの感想もいただきました。

終わった後、子ども達から「緊張した~」という声も聞こえましたが、みなさんとても落ち着いてお話していました。

桜の聖母5年生のみなさん、図画工作科担当の奥山先生、担任の高橋先生、そしてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

小川千甕と門間春雄」ギャラリートーク開催しました!

2月10日(土)、当館学芸員によるギャラリートークを開催しました。
ギャラリーF2018を開催中の企画展示室で、「小川千甕と門間春雄」をテーマに展示室をめぐります。

この展覧会では、京都生まれで福島にゆかりの深い画家、小川千甕(1882-1971)と、福島市瀬上のアララギ派歌人・門間春雄(1889-1919)をご紹介しています。

 

ギャラリートークの時だけ特別に!展示ケースの中にある画帖をご覧いただきました。
普段の展示では、開いているページしかご覧いただけませんが、今回は学芸員がページを開きながら、どのような場面が描かれているかということについてもご紹介しました。

ギャラリートークにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!