カテゴリ:企画展

「斎藤清からのメッセージ展」ただいま準備中

10月7日(土)に開幕する「斎藤清からのメッセージ展」。
ただいま展示作業真っ最中です。

今日は、展覧会準備中の展示室を少しだけ覗いてみましょう!

先ずは脚立にのぼって、ぱしゃり!



すこしだけ高い位置からの眺めなのに、いつもよりも違って見えますね。
メインビジュアルの《凝視(猫)》が見えます。
床には展示前の資料類が並べられています。これを机に乗せれば完了です。




作品はすべて壁に吊りおわりました。作業もあと少しです。
ただいま美術品展示のエキスパートの日本通運の皆さんがキャプションを付けています。

キャプションの上端に赤いラインの光が走っているのが見えますか?
このラインに合わせてキャプションを取り付けていきます。結構大変な作業です。

今回の目玉はなんといっても、代表作《会津の冬」シリーズ全115点が展示されることです。
展示室はこんな感じです。



作業中の展示室。いかがでしたか。
開幕まであと2日。この秋イチオシの展覧会に乞うご期待!




ラルティーグ展、ギャラリートークを開催しました!

9月8日(金)、現在開催中の「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」のギャラリートークを開催しました!


ラルティーグが日本でどのように取り上げられてきたのかという話からはじまり、彼が幼少期から晩年までに撮った写真について、会場を一緒に巡りながらご紹介しました。
ラルティーグが写真を撮っていた頃、美術界ではどのような動きがあったのか、当時のフランスの流行や影響などについても触れてお話しました。
途中、熱心な方から様々な質問が飛び交いながら、ギャラリートークは進んでいきました。


ラルティーグの魅力をじっくり味わうことができた1時間でした。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

ラルティーグ展の会期も残すところ1日となりました。
ぜひご来館ください!

ラルティーグ展、ギャラリートーク開催しました!


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29()、現在開催中の「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」のギャラリートークを開催しました!




幼少期のカメラとの出会いから、何気なく撮っているかのようにも見えるラルティーグの写真が撮影されるまでの背景。
撮影された人々のファッションがどのようなものに影響を与えたのかという裏話まで・・・。

カメラの機能や技法についての説明も交えながら、ラルティーグの魅力についてたっぷりお話ししました。



ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

ラルティーグ展、次回のイベントは下記のとおりです。

 

ゲストトーク

「ラルティーグ:アマチュアから写真史の巨匠へ」

講師●金子隆一氏(写真史家)

日時●86() 14:0015:30

場所●企画展示室 *企画展観覧料が必要です

内容●東京都写真美術館で長年写真展を企画した金子氏に、写真史におけるプロとアマ、写真集の魅力について作品を前にお話しいただきます。あわせて、福島の写真家・小関庄太郎についても振り返ります。

 

こちらもぜひご参加ください!

 

ラルティーグ展オープン

毎日暑かったり、どしゃ降りがきたり、やや不安定なお天気が続いていますね。
さて、2017年度の夏の企画展は、写真展です。
「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」
長ったらしくて舌をかみそうなんて言わず、ラルティーグというフランスの写真家の世界をのぞいてみましょう!

ラルティーグは、1894年パリ郊外に生まれ、1986年に92歳で没するまで、アマチュア写真家として20世紀を見つめ続けました。
彼は、何と6歳でカメラと出会い、8歳からマイ・カメラで写真を撮り始めたんです。
早熟!っていうかどういうお家ですか、ソレ⁉


パパが撮影したラルティーグが、お出迎え。


ジャンプするネコ、階段を跳びおりる女性、プールでバック転するおじさんなど、古き良きフランスの奇妙な出来事が満載です!
163点の写真に、アルバムや日記などの資料が展示されていて、100年前にタイムスリップ!


100年前のカラー写真もあります。


ボクと肩を組んで写真を撮ってネ!
待ってるヨ!

展覧会は9月10日まで。会期中イベントも盛りだくさん。
月曜はお休みです(8/21県民の日は開館です!)。

ギャラリートーク

広重ビビッド展の2回目のギャラリートークが開かれました。

今回は、広重展担当の紺野学芸員です!


これを楽しみに待っていたお客様もたくさんいらっしゃいました。


紺野学芸員によれば、広重の視線を作品を通して追体験できるのが楽しいとのこと。
たとえば、《名所江戸百景 深川洲崎十万坪》では、大空を飛ぶ鷲の視線から絵を見ますが、これは、広重が火消しの仕事で高い火の見櫓に登ったことがあるからだそうです。なるほど!
(上の写真は《六十余州名所図会 阿波鳴門の風波》ですネ)

身振り手振りで約一時間、あっという間にギャラリートークが終わりましたが、さらに質問のある方もいて、約30分の質問ぜめ!


熱心なお客様がとても多く、改めて広重人気のすさまじさを実感した次第です。

会期もあとわずか。もう一度作品をじっくり見ると、また新たな発見があるかも!

紺野さん、お疲れさまでした。
聞き終わったお客様の晴れ晴れした表情がとても印象的でした。
HY