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須賀川で移動展

もうすっかり秋になりました。

休館中の美術館のまわりも、紅葉した木々がみられ、「○○の秋」というのにふさわしい季節となりました。

さて、あす、10月16日(金)から11月23日(月・祝)まで、須賀川市立博物館で、移動展第三弾になる、
「美術史を彩る名画の旅」展が開かれます。

当館を代表する作品がメジロ押しで、タイトルにちょっと”力こぶ”を入れてしまいました。



美術館でもこれだけの代表作がそろうことは珍しいので、休館中ならでは特別企画ですね。

「美術史を彩る名画の旅」福島県立美術館名品展
10月16日(金)~11月23日(月・祝) 9:00~17:00 月曜日と11/4(水)がお休み(11/23は開館)。
入館料=大人200円、大学・高校生100円、中学生以下は無料。
 ※無料の日=11/3[文化の日]と11/14[松明あかしの日](11/14は20:00閉館!!!) 

お問い合わせ 須賀川市立博物館 0248-75-3239

そのほかくわしくは、県立美術館のHPをごらんください。
http://www.art-museum.fks.ed.jp/exhibition/sukagawa.html

HY

移動展 第二弾 世界の名作版画展 オープン

連日、全国2位3位の最高気温を記録している福島市ですが、
暑さを破る展覧会がオープンしました。

世界の名作版画展 ジョルジュ・ルオー《ミセレーレ》全点展示です。
8/7~20(木) 福島県文化センター 2階展示室
入場無料です。
9:30~17:00 会期中無休です。
お問い合わせ 024-534-9191 福島県文化センター
   または 024-531-5511 福島県立美術館

 

20世紀最大の宗教画家といわれるジョルジュ・ルオー。彼の代表作で、版画集の最高傑作といわれるが、この《ミセレーレ》です。「神よ、我を憐れみたまえ、御身の大いなる慈悲によりて」ではじまる58点の版画。
銅版画のさまざまな技法を駆使して複合的に表現された黒一色の画面からは、人間の愚かしさ、戦争の悲惨さ、この世の不条理、神のあたたかさなどが、苦しむキリストの姿を通して訴えかけてきます。
第一次世界大戦後に着想され、1922年から27年に制作されましたが、実際に版画集として刊行されたのは第二次世界大戦後の1948年でした。
聖書の一節からとられたタイトルは、言葉それ自体でも人の心に響くものです。

ぜひ絵とことばによるシャワーで、夏を乗り切りましょう。

この展示は8月20日(木)まで、休館日はありません。

HY

夏休み~お出かけ情報

梅雨明けしたかと思うような暑さが続いています。
美術館は8月と9月に、福島市にある福島県文化センターで移動展第二弾を開催します。



 2015年8/7(金)~20(木) 福島市・県文化センター(電話024-534-9191)
 世界の名作版画展 1 ~ ルオー《ミセレーレ》
 2015年9/9(水)~24(木) 福島市・県文化センター(電話024-534-9191)
 世界の名作版画展 2 ~ ピカソ、エルンスト、シャガール

夏のひととき、ちょっと涼みにお出かけください。

それから、映画のお知らせを一つ。
イギリスを代表する画家、ターナーの映画がフォーラム福島で上映されます。8月29日から9月4日まで。



http://www.cetera.co.jp/turner/
上映時間などはフォーラム福島までお問い合わせください。(電話:024-533-1515)
http://www.forum-movie.net/fukushima/film/coming.html
2時間半の大作らしく、今から上映が楽しみです!

そして、ヨーロッパ美術といえば、やはりフランス。
福島JTBさんの企画で、パリの美術館をめぐるツァーが予定されています。
(11/10~11/16 7日間、旅行費用249,000円)
7月31日が申し込み締切ですので、ご興味のある方は、JTB福島支店(電話:024-523-3314)まで。



くわしいチラシも用意されていますので、お問い合わせください。

気分ははや、秋たけなわの巴里…。

では、みなさまよいバカンスをおすごしください。
HY

会津の移動展、閉会しました

会津若松市の福島県立博物館で開かれていた、移動展「ふるさと会津の人と四季」が無事閉会いたしました!
5月の連休からはじまり、6月21日まで、2ヶ月ちかい会期中、約6000人ものお客様が詰めかけていただいたそうです。

会津での移動展は、過去にもありましたが、今回が最高の入場者数でした。



展覧会が終わり、おかたづけ。

 


8月からは、また場所を福島市に移しての移動展第二弾です。
こちらもぜひご来場ください。

■移動展 今後のスケジュール■
 2015年8/7(金)~20(木) 福島市・県文化センター(電話024-534-9191)
 世界の名作版画展 1 ~ ルオー《ミセレーレ》
 2015年9/9(水)~24(木) 福島市・県文化センター(電話024-534-9191)
 世界の名作版画展 2 ~ ピカソ、エルンスト、シャガール

 2015年10/16(金)~11/23(祝) 須賀川市立博物館(電話0248-75-3239)
 美術史を彩る名画の旅 ~ 印象派、アメリカ絵画、日本近代美術の名品など展示予定

 2016年1/19(火)~2/21(日)[予定] 二本松市・大山忠作美術館/市民ギャラリー(電話0243-24-1217)

HY

移動展「ふるさと会津の人と四季」公開対談が開かれました!

移動展もはやのこり2週間。
会津若松でもお天気に恵まれ、たくさんのお客様がつめかけています。

6月6日には、展示会場で、公開対談「喜多方美術倶楽部をめぐって」が開かれました。
お話しいただいたのは、喜多方市美術館長の後藤學さんと、福島県立美術館学芸員の増渕鏡子さんです。

大正時代、全国でも珍しい美術家支援をおこなった「喜多方美術倶楽部」。山都の田代與三久(号蘇陽)が小川芋銭、森田恒友らの画家を招聘し、こんにちのアーティスト・イン・レジデンスのようなことを百年前に行っていたのです。

芋銭、恒友から来訪画家の輪も広がり、また地元支援者たちも画会や作品交換、そうして最終的には美術館建設までもくろんだ、理想にもえた活動でした。こうした機運の中から、日本美術院同人として活躍することになる酒井三良などの作家が育っていきました。







いまや会津美術の語り部といえる後藤館長さんの熱弁に、あっという間の一時間半がすぎていきました。

充実のレジュメも。









展覧会は6月21日まで。月曜日はお休みです。
HY