2019年11月の記事一覧
館長講座を開催しました
11月23日(土)、 館長講座を開催しました。
昨年度に引き続き「古典に帰れ-西洋美術の巨匠たち」をテーマとし、美術史の流れに沿って各時代様式の巨匠たちを紹介しています。
第4回のテーマは「新古典派とロマン派(アングル、ドラクロワなど)」。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
次回の予定は下記のとおりです。
第5回 1月18日(土) 英独西の近代巨匠(ターナー、フリードリヒ、ゴヤ)
10時半~12時頃まで講義室にて開講します(聴講無料)
事前申し込みは不要ですので、当日、直接会場にお越し下さい。
「木炭で自画像を描く」開催しました。
10月19日(土)創作プログラム「木炭で自画像を描く」を開催しました。
木炭デッサンの基本的な道具の使い方を身につけて、鉛筆とは違う描画の魅力を楽しみます。
講師は当館学芸員の大北孝です。
はじめに木炭の芯を抜き、使いやすくするために紙ヤスリで削ります。
今回使用するのは太さの違うヤナギ炭2種類です。
木炭の色幅を増やす練習です。美しい調子ができています。
調子をつくる練習が終わったらアタリをつけます。
皆さん姿勢が美しい!デッサンにおいて大切なことですね。
アタリをつけたら指を使って形をおこしていきます。
木炭はすぐに画面を変化させることができるので、私の描き方を実際に見ていただきました。
多めに木炭をのせて消しながら描いていきます。
形が見えてきたので練りゴムを使ってはっきりさせていきます。
皆さん集中して描き進めています。
完成が近づいてきました。コントラストがはっきりしていて力強いです。
一人一人の作品がとても魅力的です。
講師という立場で皆さんと時間を共有でき、とても楽しい一日でした。
参加していただきありがとうございました。
アートなおはなしかい開催しました!
10月26日(土)、おとなりの図書館さんと「アートなおはなしかい」を開催しました!
テーマは「色であそぼう!」
図書館でアートな本を紹介した後、美術館で作品鑑賞と色のにじみを楽しむブックカバーづくりをしました。
まずは図書館さんで、絵本をみんなで楽しみます。
ページをこすったり押したりすると、色が変化していくように感じられる絵本や、色の歴史や特徴についてまとめられた本など。
色の面白さを感じられる本をたくさんご紹介いただきました。
途中、色から感じるイメージを参加者に聞いてみます。
1人1枚ずつ色紙を持ち、あたたかい感じがする色とさむい感じがする色に分かれて貼っていきました。
緑色の折り紙を持ちながら、「どっちも感じる」と話していた子は真ん中に貼り付けていました。
よみきかせのあとは、連絡通路を通り美術館へ。
実習室でブックカバーづくりをしました。
配られた和紙に、油性ペンで自由に模様を描いていきます。
くねくね、ぐるぐる、てんてんと、カラフルな線で画面を埋めていきます。
ボウルに入れた透明な液体をスポイトでたらしていきます。
すると、描いた線がにじみんでいき、不思議な模様が広がっていきます。
線が重なっている部分は色が混ざって、描いたときとは違った色になります。
宇宙みたい!と話している子もいました。
作品を乾かしている間に常設展示室へ。
展示室を巡っていき、百瀬寿さんの作品をみんなで鑑賞しました。
今回はアートキューブの中の「感覚キューブ」で作品を楽しみます。
嗅覚、聴覚、味覚などの感覚から想像し、いつもとはちょっと違う視点で作品をみていきました。
鑑賞後は実習室へ。
乾いた作品を、本のサイズに合わせて折っていくとブックカバーが完成します。
ご参加いただいたみなさま、図書館スタッフのみなさま、ありがとうございました!