福島県立美術館ブログ

9000人、外国人の団体様

斎藤清からのメッセージ展、
本日観覧者数9000人となりました。

館長から記念品をプレゼント。

そして、本日は市内在住の外国人の方が団体で来て
くださいました。


いよいよ明日、最終日です。

8000人、ギャラリートーク、県立図書館展示

斎藤清からのメッセージ展、本日観覧者数8000人となりました。
8000人目の方に館長から図録とカレンダーをプレゼントいたしました。


今日は最後のギャラリートークを開催いたしました。
多くの方にご参加いただきました。


それから、お隣の県立図書館で、
斎藤清関連の図書コーナーを作っていただいています。
(~12/6)

50年代の画集など、貴重な画集や図録がお手にとってご覧いただけます。
もちろん貸出もOKです。
展覧会のあとは、県立図書館へもお寄りください。

7000人です!

本日、斎藤清からのメッセージ展、入館者数7000人となりました。
副館長から記念品のプレゼントがありました。



明日11/30(木)は、ミニギャラリートークを14:00-14:30に
開催いたします。

是非ご参加ください。

会期も残りあとわずかとなりました。お見逃しなく!

斎藤清展講演会

今日は「斎藤清の創造力と美」と題した館長による講演会がありました。
館長は、当館準備室時代より勤務し、斎藤清さんともおつきあいがありました。

斎藤清さんご本人より作品をご寄贈いただいた経緯や、当館と斎藤清作品の歩み、斎藤清の創造力のひみつ等について、
貴重な写真等を交え、お話をしました。



みればみるほど、知れば知るほどに、惹きつけられる斎藤清作品です。
展覧会もいよいよあと2週間。ぜひご覧ください。

6000人目です。明日は講演会

斎藤清からのメッセージ展、本日観覧者数が6000人となりました。
6000人目の方に、副館長から図録とカレンダーのプレゼントがありました。
今日はいい夫婦の日だそうで、6000人目もご夫婦でのご来館でした。


さて、明日11月23日(木・祝)は、当館館長・早川博明の講演会です。
演題は「斎藤清の創造力と美」
14:00~ 美術館講堂(聴講無料)です。

早川館長は、県立美術館が開館する前(ざっと40年近く前)から斎藤清さんと
おつきあいがあります。斎藤清の芸術について、
また当館と斎藤さんとの深い関係について、
スライドで作品を見ながら、回想を交えてご紹介します。

是非ご聴講ください。

ミニ・ギャラリートーク

本日は、斎藤清からのメッセージ展、ミニ・ギャラリートークでした。
30分の縮小版で展示室を御案内いたします。
次回は11月30日(木)14:00~ 、

1時間じっくりギャラリートークは12月2日(土)14:00~

ご参加ください。

館長講座第4回目「藤田嗣治」

今月11日(土)、館長講座「~パリの異邦人~ エコール・ド・パリの芸術家たち」第4回目が行われました。
今回は「藤田嗣治」についてお話しになりました。

みなさん熱心に講話に耳を傾けています。波乱に富んだ人生を辿っていくと、あっという間に時間が過ぎていきました。



次回は「スーティンとザッキン」です。開講日時は以下の通りです。
日時:1月13日(土)
時間:10:30~12:00
場所:美術館講義室(聴講無料)
※今年度の受講ですが、定員に達したため申し込み受付は終了しました。ご了承願います。

また
今月23日(木)(祝日)には、斎藤清展の関連イベントとして、館長講演会「斎藤清の創造力と美」が行われます。
会場は美術館講堂、時間は14時から15時半の予定です。
聴講無料で事前申し込みも不要なので、みなさま是非お越し下さい。

創作プログラム「なりきり!清先生!」開催しました

現在当館で開催中の「斎藤清からのメッセージ」展にあわせ、子ども達向けの創作プログラムを実施しました。

清(きよし)先生ってどんな人?どんな作品を作ったのかな?
まずはスライドを見ながら、今回みんながなりきる版画家の斎藤清さんについて知ります。



「会津の冬シリーズ」がよく知られていますが、動物をモチーフにした作品も制作しています。
今回当館のポスターにも使われている《凝視(猫)》もそのひとつです。

紹介の後はいよいよ制作!
まずは好きな動物をスケッチします。



今回の版画は糸のこで切る作業もあります。
ポイントはなるべく単純な形にすること。
丸や四角を組み合わせたり、脚やしっぽは細くなりすぎないようにしたり・・・

下絵が描き終わったら板に写し取り、輪郭を電動糸のこで切断していきます。

  

6年生の子達は慣れた手つきで切っていきます。
はじめて糸のこを使う子達は、スタッフと一緒にゆっくりと。
最後にはサポートなしで、自分で板を動かして切断していました。すごい!

次は彫っていく作業です。動物の輪郭ができたので、目や鼻、口など顔のパーツや、毛並みなどを彫っていきます。
今回はじめて彫刻刀を使う子達には、持ち方を一緒に確認。
彫刻刀の種類によって、どんな彫りあとになるか説明します。
はじめての彫刻刀で緊張!まずは色をつけた練習用の板を、彫刻刀を使って彫ってみます。
慣れてきたら本番。みんな真剣に板に彫っていきます。

 

糸のこでうまく切れなかった部分も、彫刻刀で削ることで輪郭をきれいにできます。

お昼休みをはさみ、再開。
みんな集中していて、休み時間にも彫っている子達もいました。
最後に輪郭に紙ヤスリをかけてきれいにして、猫や犬、鳥、ヘビなど、それぞれ好きな動物の版が完成しました!

版ができたら刷りです!
まずは刷り方の説明をします。
インクをローラーでのばし、版につけていきます。
版木全体にまんべんなくつけることが大事です。



今回は何度もインクを水で洗って刷ることができるよう、水性の版画絵具を使いました。
インクの色は、黄色、赤、青の3色。メディウムを混ぜることで透けた感じも出すことができます。

 

色が重なると緑や紫、オレンジなどの色が生まれます。
筆でインクをつけて、塗り分けの工夫をする子も!

 
インクをつけたら、版木の上に紙を置き、バレンで端の方までしっかりおさえます。
紙をとってみると・・・きれいに刷れました!

試し刷りを何枚かした後は本番の1枚。
自分で作った動物の版を刷った後はまわりに装飾をしていきます。

 
葉っぱやひも、スポンジなど、身近にあるものを準備してみました。
ローラーでインクをつけ紙にこすりつけると、葉っぱの葉脈が浮かび上がります。
ボードを切って、お花を作ったり、スポンジで湖を作るアイデアも!
みんな工夫をこらして、素敵な作品が完成しました。



最後は大きな紙にみんなで刷ってみよう!
大きなロール紙に動物たちが集合します。
大きな紙に、版を足で踏んで刷ってもらいました。
まんべんなく、とんとんと足踏みして刷っていきます。



  
絵を描き、板を彫って版をつくり、刷るところまで・・・。
版画づくしの1日で、みんな小さな版画家さんになりました!
参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

さて、どんな大きな1枚の版画ができたのでしょう?
みんなでつくった作品は、斎藤清展会期中、エントランスホールに展示しています。
ぜひご覧ください!