2016年5月の記事一覧
館長講座がはじまりました
本年度の館長講座「みちのくの美―その源流を巡る旅」がいよいよはじまりました。
今年3月北海道新幹線が開通し、東北と北海道との距離はぐっと縮まったように思います。
新幹線ではなく、各駅停車に乗るような気分で東北地方の美術を巡ってみよう、
それが今回の講座のテーマです。
第一回目は「青森編」。
言わずと知れた日本を代表する版画家・棟方志功(むなかた・しこう)や、
幻想的な作品を多く残した日本画家の工藤甲人(くどう・こうじん)、
そして、どこかにくめない眼差しを向ける少女の絵で知られる奈良美智(なら・よしとも)の魅力に迫りました。
次回の第2回秋田編の詳細は、以下のとおりです。
日時 7月16日(土)10:30~12:00
講師 早川博明(当館館長)
会場 美術館講義室(聴講無料)
※お申込み・お問い合わせは県立美術館「館長講座」係まで(電話 024-531-5511)
今年3月北海道新幹線が開通し、東北と北海道との距離はぐっと縮まったように思います。
新幹線ではなく、各駅停車に乗るような気分で東北地方の美術を巡ってみよう、
それが今回の講座のテーマです。
第一回目は「青森編」。
言わずと知れた日本を代表する版画家・棟方志功(むなかた・しこう)や、
幻想的な作品を多く残した日本画家の工藤甲人(くどう・こうじん)、
そして、どこかにくめない眼差しを向ける少女の絵で知られる奈良美智(なら・よしとも)の魅力に迫りました。
次回の第2回秋田編の詳細は、以下のとおりです。
日時 7月16日(土)10:30~12:00
講師 早川博明(当館館長)
会場 美術館講義室(聴講無料)
※お申込み・お問い合わせは県立美術館「館長講座」係まで(電話 024-531-5511)
フェルメール展無事終了しました
「フェルメールとレンブラント」展は5月8日無事閉幕いたしました。
総入場者数は10万人を超え、最終的には10,4159人の方に足をお運びいただきました。ご来館いただいたみなさん、ありがとうございました。
約一年前に実行委員会が立ち上がり、駐車場の場所や来館者の待機列など、様々な難問にぶつかりながら、みんなで知恵を出し合って取り組んできました。
ご満足いただけなかった部分も多々あったと思いますが、私たちも皆様から頂いたアンケート結果をしっかり読ませていただき、今後に活かしていきたいと思います。
今後の県立美術館の活動にご期待ください!
総入場者数は10万人を超え、最終的には10,4159人の方に足をお運びいただきました。ご来館いただいたみなさん、ありがとうございました。
約一年前に実行委員会が立ち上がり、駐車場の場所や来館者の待機列など、様々な難問にぶつかりながら、みんなで知恵を出し合って取り組んできました。
ご満足いただけなかった部分も多々あったと思いますが、私たちも皆様から頂いたアンケート結果をしっかり読ませていただき、今後に活かしていきたいと思います。
今後の県立美術館の活動にご期待ください!
小林氏の講演会を開催しました
フェルメールとレンブラント展関連講演会第三弾は、
4月30日、福島市にあるAOZ(アオウゼ)にて開催されました。
今回は数々の「フェルメール本」で知られる小林賴子氏(目白大学教授)をお招きし、
「澄みわたる窓辺―フェルメールの女のいる空間」と題してお話しいただきました。
画家フェルメールについてはいまだ多くの謎に包まれ、
ちまたではさまざまな憶測を呼んでいますが、
小林先生の本は、30数点といわれる彼の現存作品についての
客観的かつ丹念な分析に基づいています。
その点が、世にあふれるフェルメール本とは一線を画するところです。
今回のご講演においても、《水差しを持つ女》が描かれた歴史的背景や、
構図、技法の革新性について、熱っぽくも、どこか冷静なお話をいただきました。
先生のお話を聞いて、もう一度《水差しを持つ女》を見てみたいと思ったのは、
私だけではないでしょう。
ちなみに、今回の展覧会は、頭に「東日本大震災復興事業」を冠しています。
小林先生には、そうした趣旨にご賛同いただき、聴講された方々へのプレゼントとして
ご著書をいただきました。
講演会後は急きょ、プレゼントの抽選会を開催し、会場は大いに盛り上がりました。
4月30日、福島市にあるAOZ(アオウゼ)にて開催されました。
今回は数々の「フェルメール本」で知られる小林賴子氏(目白大学教授)をお招きし、
「澄みわたる窓辺―フェルメールの女のいる空間」と題してお話しいただきました。
画家フェルメールについてはいまだ多くの謎に包まれ、
ちまたではさまざまな憶測を呼んでいますが、
小林先生の本は、30数点といわれる彼の現存作品についての
客観的かつ丹念な分析に基づいています。
その点が、世にあふれるフェルメール本とは一線を画するところです。
今回のご講演においても、《水差しを持つ女》が描かれた歴史的背景や、
構図、技法の革新性について、熱っぽくも、どこか冷静なお話をいただきました。
先生のお話を聞いて、もう一度《水差しを持つ女》を見てみたいと思ったのは、
私だけではないでしょう。
ちなみに、今回の展覧会は、頭に「東日本大震災復興事業」を冠しています。
小林先生には、そうした趣旨にご賛同いただき、聴講された方々へのプレゼントとして
ご著書をいただきました。
講演会後は急きょ、プレゼントの抽選会を開催し、会場は大いに盛り上がりました。