福島県立美術館ブログ
常設展の版画の展示替を行いました。
すっかり寒くなった今日この頃、美術館まわりの紅葉も見頃を迎えています。
昨日閉館後、常設展の版画の展示替えを行いました。
まずは常設展示室Cのドーミエ。
今度は『当世代議士鑑』の立法議会シリーズです。
また、常設展示室Dの斎藤清は外国シリーズになりました。
メキシコ、フランス、アメリカと、一緒に旅する気分です。
反対側の壁は、日和崎尊夫と柄澤齊の木口木版です。
木口木版による緻密な表現に魅了されます。
企画展「小川千甕展」も今月24日までとなりました。
ぜひ美術館にお出かけください。
K.T.
千甕展グッズ、入荷しました
千甕展グッズがかわいいのでご紹介します。
入荷が遅れていたグッズが出そろいました。お待たせしました。
マグネット、エコバッグ、一筆せん、クリアファイルに絵はがき。
おしゃれなはずです、千甕は若い頃、陶磁器デザイナーだったのです。
ひそかに私は千甕作品の魅力の一端は「女子力の高さ」だと思っています。
(千甕自身はクールな紳士だったのですけれども)
グッズ売り場だけでもご利用いただけます。
図録も絶賛販売中です。今回は求龍堂から書籍として出版しましたので、
遠方の方は書店でも入手できます。
M.K
小川千甕展は11月7日まで、高校生以下無料です!
ふくしま教育週間(11/1-7)は、高校生以下が無料となります。
それ以降も小川千甕展会期中は、授業などで利用する場合は、高校生以下無料になります。
紅葉の美しい県立美術館、散歩がてらお越しください。
M.K
小川千甕展記念トークイベント
去る10月26日、記念イベント、「小川千甕の魅力を語る」が開催されました。
豪華ゲストは前川公秀氏、山田敦雄氏、野地耕一郎氏。
前川氏は千甕と師・浅井忠とのかかわりを、
山田氏はヨーロッパ遊学中の千甕を、
野地氏は日本画家としての千甕を、
それぞれ熱を込めてお話くださいました。
その後は千甕についての自由トーク。
お3人によって多彩な活動が色々な角度から照射され、
千甕という一人の画家の姿がおぼろげながら、
像を結んできました。
千甕とはどういう画家だったのか。
まだまだ謎は尽きません。
どうぞ皆さんも、実際にその目で作品をご覧になって、
考えてみてください。
M.K
千甕展ギャラリートーク開催
本日、千甕展のギャラリートークを行いました。
仏画、洋画、漫画、日本画、南画と、さまざまなことに手を染めた、まさしく縦横無尽な画家・小川千甕。
その幅広い画業を、今回の展覧会を企画した担当学芸員がわかりやすく説明します。
千甕の絵の雰囲気そのままに、ほのぼのと、時にはお客様と対話しながら進みました。
ギャラリートークは来月にももう一度、11/15(土)14時から行います。
また、そのほかにもイベントとしては、今月10/26(日)14時から講演会があります。
前川公秀氏(DIC川村記念美術館顧問)、山田敦雄氏(目黒区美術館学芸員)、
野地耕一郎氏(泉屋博古館分館長)らが千甕についてさまざまな視点からお話しくださいます。
観れば観るほどその魅力に引き込まれる千甕の絵。
とてもよかった、と監視員に声をかけてお帰りになられるお客様がとても多いです。
ぜひ足をお運びください。
K.T.