福島県立美術館ブログ
実技講座 ~大堀相馬焼をつくる 開催しました。
6月18日㈯「よみがえるオオカミ」展の関連事業として実技講座「大堀相馬焼をつくる」を開催しました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2026/)
講師は、大堀相馬焼 半谷窯:窯元 半谷菊枝さんです。大堀相馬焼は、浪江町大堀地区(山津見神社と
同じ地域:相馬地方)に、320年もの間受け継がれてきた焼き物です。半谷さんは、平成23年の東日本大
震災で大堀の地を失いましたが、その火を絶やすことなく、吾妻山麓荒井の地で再起されております。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2027/)
講座では、1キロの粘土を使い、手びねりで器などを作りました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2028/)
受講者の方々は、半谷さんに粘土の積み上げ方や繋ぎ方を教わりながら、思い思いの器を作りました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2029/)
講座の最後に、大堀相馬焼の特徴の一つである意匠「走り駒」(疾駆する馬)を半谷さんに描いて頂きました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2030/)
なめらかな筆さばきと躍動感のある馬の姿に皆さんから拍手がわき起こりました。
次回は、7月2日㈯。半谷さんに素焼きをして頂いたそれぞれの器に絵付けをします。
講師は、大堀相馬焼 半谷窯:窯元 半谷菊枝さんです。大堀相馬焼は、浪江町大堀地区(山津見神社と
同じ地域:相馬地方)に、320年もの間受け継がれてきた焼き物です。半谷さんは、平成23年の東日本大
震災で大堀の地を失いましたが、その火を絶やすことなく、吾妻山麓荒井の地で再起されております。
講座では、1キロの粘土を使い、手びねりで器などを作りました。
受講者の方々は、半谷さんに粘土の積み上げ方や繋ぎ方を教わりながら、思い思いの器を作りました。
講座の最後に、大堀相馬焼の特徴の一つである意匠「走り駒」(疾駆する馬)を半谷さんに描いて頂きました。
なめらかな筆さばきと躍動感のある馬の姿に皆さんから拍手がわき起こりました。
次回は、7月2日㈯。半谷さんに素焼きをして頂いたそれぞれの器に絵付けをします。
オオカミ展ギャラリートーク開催
6月11日午後2時より、よみがえるオオカミ展のギャラリートークを開催しました!
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2023/)
展覧会担当が、山津見(やまつみ)神社の天井絵を復元することになった経緯や、天井絵の復元技法、
天井絵(オオカミの姿)の魅力、そして作者とその関連作家(佐藤朝山)などについて約1時間ほど
お話しました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2024/)
ご来館頂いた皆様方ありがとうございました!
たくさんの方々が熱心に耳をかたむけてくださいました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2025/)
2回目のギャラリートークは、6月25日(土)午後2時より企画展示室内で開催いたします。
(観覧券のご購入をお願いいたします。)
ご来館お待ちしております!
展覧会担当が、山津見(やまつみ)神社の天井絵を復元することになった経緯や、天井絵の復元技法、
天井絵(オオカミの姿)の魅力、そして作者とその関連作家(佐藤朝山)などについて約1時間ほど
お話しました。
ご来館頂いた皆様方ありがとうございました!
たくさんの方々が熱心に耳をかたむけてくださいました。
2回目のギャラリートークは、6月25日(土)午後2時より企画展示室内で開催いたします。
(観覧券のご購入をお願いいたします。)
ご来館お待ちしております!
実技講座 ~大堀相馬焼をつくる〜受講生募集中!
相馬焼は、江戸時代元禄年間に浪江町の大堀地区で始まり、その後約320年にわたり作り続けられています。そして昭和53年に国の伝統的工芸品に指定されました。
半谷氏(はんがい)は半谷窯を継いで十六代目になります。
平成23年の東日本大震災で大堀の地を失いましたが、その火を絶やすことなく、吾妻山麓荒井の地で再起されております。
講座では、手びねりで成形し、素焼き、絵付け、本焼きまで行います。
半谷氏(はんがい)は半谷窯を継いで十六代目になります。
平成23年の東日本大震災で大堀の地を失いましたが、その火を絶やすことなく、吾妻山麓荒井の地で再起されております。
講座では、手びねりで成形し、素焼き、絵付け、本焼きまで行います。
日時●全2回、成形:6月18日(土)13:00~15:00
絵付:7月 2日 (土)13:00~15:00
対象●小学生以上 定員:15名程度《先着順》
講師●半谷菊枝氏(相馬焼窯元:半谷窯)
経費●材料費として一人4000円程度必要です。
会場●美術館実習室
申込締切り・・・・2016年6月12日㈰
※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
●ホームページからもお申し込みいただけます。
トップページ⇒教育普及⇒受講生の募集をクリック!
お電話は、024-531-5511(実技講座係まで)
美術館の総合受付でもお申し込み頂けます。
※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
●ホームページからもお申し込みいただけます。
トップページ⇒教育普及⇒受講生の募集をクリック!
お電話は、024-531-5511(実技講座係まで)
美術館の総合受付でもお申し込み頂けます。
技法講座 オオカミを杉板に描こう!開催しました。
5月29日㈰、「よみがえるオオカミ」展の関連事業として技法講座「オオカミを
杉板に描こう!」を開催しました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2054/)
講師は、この度の山津見神社天井絵復元プロジェクトにおいて、オオカミ絵の復元
制作をご指導し、自らもオオカミ絵を描かれた東京藝術大学大学院准教授であり
日本画家でもある荒井経先生です。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2055/)
またこの日は、荒井先生のご指導の下、同じくオオカミ絵を描かれた学生の向井さん
と松原さんにアシスタントとしてお手伝いいただきました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2057/)
講座は小学3年生から大人まで幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2058/)
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2059/)
受講された方は、筆の使い方や顔料(絵の具)の塗り方など、日本画の特殊な技法
(復元プロジェクトと同様の技法)を学びながら、熱心に杉板へオオカミ絵を描き
ました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2060/)
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2061/)
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2062/)
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2063/)
オオカミ展開催期間中、エントランスホールに受講者された方々の作品を展示して
おります。どの作品もオオカミが生き生きと描かれた力作揃いです。
ぜひご鑑賞ください!
杉板に描こう!」を開催しました。
講師は、この度の山津見神社天井絵復元プロジェクトにおいて、オオカミ絵の復元
制作をご指導し、自らもオオカミ絵を描かれた東京藝術大学大学院准教授であり
日本画家でもある荒井経先生です。
またこの日は、荒井先生のご指導の下、同じくオオカミ絵を描かれた学生の向井さん
と松原さんにアシスタントとしてお手伝いいただきました。
講座は小学3年生から大人まで幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。
受講された方は、筆の使い方や顔料(絵の具)の塗り方など、日本画の特殊な技法
(復元プロジェクトと同様の技法)を学びながら、熱心に杉板へオオカミ絵を描き
ました。
オオカミ展開催期間中、エントランスホールに受講者された方々の作品を展示して
おります。どの作品もオオカミが生き生きと描かれた力作揃いです。
ぜひご鑑賞ください!
オオカミ天井絵をめぐるフォーラム
初日午後はフォーラム「山津見神社のオオカミ天井絵をめぐって」を開催しました。
こちらもたくさんの方が参加してくださいました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2046/)
加藤久美氏、サイモン・ワーン氏には、「山の神のみえない力」として
オオカミの絶滅とその信仰についてご紹介いただき、
山津見神社の旧天井絵を撮影した状況や、
この復元プロジェクトに至る経緯をお話いただきました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2047/)
荒井経氏には、「オオカミ絵の復元から継承へ」として、
具体的な復元のプロセスと方法、技法、
文化財保存の観点から、どのような復元を意図したかをご説明いただきました。
また、会場に同席された、復元を担当された20名の方々をご紹介いただきました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2048/)
石黒伸一朗氏には、「山津見神社と南東北のオオカミ信仰」として、
山津見神社の由緒や旧天井について詳しくご報告いただき、さらに
福島県や宮城県のオオカミのお札や石碑などをご紹介いただきました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2049/)
佐藤俊雄氏には、「飯舘の山の神様」として、まず飯舘村の現況をご説明いただき、
新しく発見された江戸期の飯舘村の地誌などをもとに、
地域の山の神、オオカミ信仰についてお話いただきました。
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2050/)
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2051/)
![](https://art-museum.fcs.ed.jp/wysiwyg/image/download/1/2052/)
飯舘の山津見神社をめぐる信仰や文化がどのようなものであったのか、
あらためて掘り起こすとともに、
それを今後どのように継承していくのか、
様々な視点からの、心のこもった提示がありました。
すばらしいフォーラムでした。
ご登壇くださった先生方、また当日ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
こちらもたくさんの方が参加してくださいました。
加藤久美氏、サイモン・ワーン氏には、「山の神のみえない力」として
オオカミの絶滅とその信仰についてご紹介いただき、
山津見神社の旧天井絵を撮影した状況や、
この復元プロジェクトに至る経緯をお話いただきました。
荒井経氏には、「オオカミ絵の復元から継承へ」として、
具体的な復元のプロセスと方法、技法、
文化財保存の観点から、どのような復元を意図したかをご説明いただきました。
また、会場に同席された、復元を担当された20名の方々をご紹介いただきました。
石黒伸一朗氏には、「山津見神社と南東北のオオカミ信仰」として、
山津見神社の由緒や旧天井について詳しくご報告いただき、さらに
福島県や宮城県のオオカミのお札や石碑などをご紹介いただきました。
佐藤俊雄氏には、「飯舘の山の神様」として、まず飯舘村の現況をご説明いただき、
新しく発見された江戸期の飯舘村の地誌などをもとに、
地域の山の神、オオカミ信仰についてお話いただきました。
飯舘の山津見神社をめぐる信仰や文化がどのようなものであったのか、
あらためて掘り起こすとともに、
それを今後どのように継承していくのか、
様々な視点からの、心のこもった提示がありました。
すばらしいフォーラムでした。
ご登壇くださった先生方、また当日ご参加くださった皆様、ありがとうございました。