福島県立美術館ブログ
【美術館再オープン】~図録フェア、ポストカードプレゼント企画開催中!~
当館は施設の改修工事が完了し、5月22日(土)よりリニューアルオープンいたしました!
みなさま大変お待たせしました。
再開館を記念した特別企画ということで、特集展示「佐藤玄々の彫刻/福島の作家・福島の風景」期間の6/20(日)までは、
ご来場のお客様全員にポストカード1枚を差し上げております。
また、館内ブックショップでは現在、図録2,000円以上お買い上げの方に、当館の絶版図録1冊プレゼント企画を実施中です。
プレゼントの図録内容はその場でのお楽しみ。(*在庫なくなり次第終了)
お帰りの際にこちらも是非のぞいてみてください。
福島県立美術館の「イラストマップ」ができました!
福島県立美術館のイラストマップができました!
当館は5月21日まで改修工事のため休館中です。
もっと美術館に親しんでほしい、楽しんでほしいという想いから、休館中に「美術館イラストマップ」を制作しました!
イラストは、福島県伊達市霊山町生まれで、仙台市在住のイラストレーター佐藤ジュンコさんに描いていただきました!
実際にみなさまにご覧いただけるのは、5月22日の開館以降ですが、
とってもかわいいイラストマップの一部をご紹介します。
美術館では季節によってたくさんのドングリが発見できます…!
かわいらしいドングリたち。
ジュンコさんも登場します!
どこを歩いているのでしょうか?マップから探してみてくださいね。
他にも、館内にある部屋の紹介や…
美術館に展示されている彫刻作品も紹介しています!
ご来館の際には、ぜひ手に取って館内と庭をめぐってみてください。
今回のマップづくりでは、実際にジュンコさんと美術館スタッフで館内や庭園を歩きながら打ち合わせをしました。
普段見慣れた美術館の景色も、ジュンコさんと一緒に改めてじっくりと見てみると色々な発見があり、私たちスタッフも楽しい時間となりました。
(庭で「コンコンコン!!」と一生懸命音を立てるキツツキに出会った時には驚きました)
とっても魅力的なイラストマップが完成しました!
何度も美術館に足を運んでいただいたイラストレーターの佐藤ジュンコさん、本当にありがとうございました!
このイラストマップは、福島県立美術館と福島県立美術館協力会で制作しました。
制作にあたり、エツコ&ジョー・プライス夫妻から受けた、福島県の子ども達に対する美術教育支援のためのご寄付を活用させていただきました。
ご夫妻に対し心から感謝申し上げます。
「まんまるもじゃもじゃポケットつきバッグをつくろう!」開催しました。
3月13日(土)創作プログラム「まんまるもじゃもじゃポケットつきバッグをつくろう!」を福島市子どもの夢を育む施設こむこむ「つくろうの部屋」で開催しました。
講師はFRIDAY SCREENの鈴木孝昭さん、坂内まゆ子さんです。
今日のワークショップでは、ダンボール織りでカラフルなポケットつきバッグをつくります。
紙や布など、いろんな素材でポケットを織りましょう!
経糸をダンボールに張ったら制作開始です!紙や布はこのように細長く切ります。
たくさんある材料から使いたいものを選びます。お店みたいで選ぶのも楽しいですね。
選んだ材料を経糸に通して織っていきます。
細い糸は何本も束ねるとボリュームが出せます。
数種類の毛糸を組み合わせるのもいいですね。
和紙の素材感もいいアクセントになります。
完成まであと少し!
経糸を切って結ぶと、もまんまるもじゃもじゃポケットの完成です!
バッグに貼り付けたら素敵な作品の完成です。
鈴木さん、坂内さん、参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
共催 福島県立美術館 公益財団法人福島市振興公社
「グリザイユ技法で花を描く」開催しました。
2月13日(土)福島市アクティブシニアセンター・アオウゼで「グリザイユ技法で花を描く」を開催しました。
本来時間のかかる技法ですが、アクリル絵の具を併用して3時間半で完結させます!
講師は当館学芸員の大北です。
描く花はピンクのガーベラです。
あらかじめグレーのジェッソを引いたキャンバスに花の輪郭を鉛筆で描きます。
鉛筆の作業が終了したら、白のアクリル絵の具で描きます。
水の量を調整することで明暗をつけていきます。
リラックスして描くのではなく集中を続ける修行のようになってしまいました。
時間設定に無理があったと反省しています…。
乾燥させたら油絵の具で彩色します。
色を薄く何度も重ねることで空間感が出るのですが、今日は時間が限られているので一層だけにします。
こんな感じです。
設定に無理があったのですが、短時間でここまで仕上げる皆さんのスキルや集中力に脱帽しました。
参加していただきありがとうございました。
アクリル絵の具と油絵の具を併用することで時間短縮だけではなく、それぞれの特性を生かせばおもしろい表現が可能になります。
いろいろ試していただければ嬉しいです。
学校連携共同ワークショップ参加校作品展を開催しました
福島県ゆかりの作家(アーティストNaomi Horiike、アートユニットFRIDAY SCREEN)を講師に招き、各学校等で子ども達が制作した作品の全てを前期、後期に分けて展示しました。
会場は当館が改修工事のため福島市子どもの夢を育む施設こむこむの企画展示室です。
前期「FRIDAY SCREENワークショップ」では、子ども達の生活する地域の魅力や児童生徒の実態などを作家が担当者から聞き取り、全ての開催地で違う内容のワークショップを行いました。
どのワークショップも段階を踏むスタイルのため、子ども達は考えること、ひらめくことを楽しみながら魅力的な作品を仕上げました。自らが難しさを楽しむ時間がそこにはあり、教育現場に必要とされる自主性、創造力の伸長が期待できるワークショップになりました。
福島県立小野高等学校(美術部)
福島市教育委員会教育研修課(ふれあい教室)
二本松市立渋川小学校(5年生)
会津美里町公民館
田村市立大越小学校(6年生)
郡山市立日和田中学校(美術部)
作家のホームページでも各ワークショップについて紹介しています。
後期「Naomi Horiikeワークショップ」では、多くの子ども達が「仲良く楽しめた」「笑顔になれた」と振り返っています。
印象的だった感想の中に「アートとはたった一つのくくりではなく、生活の中に無限大に広がっていると思います」「私たちの人生もアートなんだと感じました」という言葉がありました。これらは、自分の中で積み上げてきた概念に疑問を抱いたから生じるもので、Naomiさんと時間を共有した子ども達の感性が、より一層磨かれることを予感させてくれます。
郡山市立緑ヶ丘中学校(美術部)
郡山市立御舘中学校(2年生)
会津坂下町立坂下中学校(美術部)
福島県立相馬高等学校・相馬東高等学校・原町高等学校(美術部)
会津若松市立第一中学校(美術部)
会津若松市立第二中学校(美術部)
作家のホームページでは各ワークショップの動画を紹介しています。
福島の子ども達のために貴重な時間を提供してくださった3名の作家と、当事業に協力してくださった多くの方々に感謝いたします。